のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

タダの居場所がない

孤独になりがちな環境

日本だと現役世代でも定年後でもどこかのコミュニティに属していないとただでおしゃべりできる場が少ないと思うのですがみなさんはどう思われますか⁇

 

仕事や習い事、地域づきあい、ボランティアなどなにかしらやっていないととくにおじさんは無料でいられる場所が少なく孤独を紛らすためだれかれ話しかけるとうざがられたりします(笑)カフェでおしゃべりしようにもせいぜい3〜4人が限界じゃないですか。あれは女性の特権なのかな。

 

図書館の閲覧コーナーは居場所のないおじさんでいっぱいですがおしゃべりはできませんからね。時間はつぶせても会話は楽しめません。毎日外へランチにいくのもコストがかかるしお友達ができるかどうかは別です。

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中国の茶館文化にふれて200円でお茶飲み放題でカードゲームを終日やれるなんて理想的だなと思いました。そういう場所が日本にもあればと思いますが誰がコスト負担するのかと考えたら難しいですよね。自力でそういった居場所(友達の、または自分の家)を探すかつくるかしかないですよね。

成都のフォトグラファーのおじさんが撮影してくれたよ↓
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そういえば私が幼少のころ実家は祖父母の友人たちがいつも誰かしらいてみんな自由に出入りしていました。プライバシーがないとかくだらないとか仕事で疲れて帰宅した母は不愉快でしかなかったようですが立場変われば見方も変わるものです。友達のいない母の晩年は孤独の極みでした。核家族化や個人を尊重する社会で井戸端に変わる居場所が必要ですよね。それがSNSなのかなぁ。

つながらない権利

休んだ気にならない

定休のほか有給の日ですらつねに勤務先とつながってるなんておかしいでしょ。それが雇用されてるってことなのかな。令和の今もまだそんなはなししてるの⁇ひとり1台端末所有もよしあしですね。

 

むかしまだ携帯すら全員が持っていない時代のんびり寝ていた休みの朝(当時は固定電話)に急ぎでもない用件でかけてきた同僚がおり電話を切りぎわ「ゆっくり休んでね〜」といわれ怒り心頭だったことを思い出しました。電話のせいで起こされたのになにいってんの⁇翌日でも充分まにあうことを承認欲求おばけのその人は「いいことをしている」自分に酔って相手の立場や視点まで想像がつきません。

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翌朝出社すると「きのうはごめんね〜」と心にもないことをいってきたので「ふざけてんのか⁇(もう少し穏やかな言い方笑)」というといいことをした自分を否定されたと不機嫌になりうんざりした記憶が。他の同僚はみんな「のぞちゃん疲れてるんだから明日聞けばいいことじゃない⁇」などといってくれたそうですが承認欲求おばけは人の助言を聞きません。

 

勝手に動いて回りをうまく頼れず距離をおかれていくというね。仕事って自分だけ評価されるためにしてるものじゃないんだけどな。休みに緊急以外で連絡するのはやめましょうよ。

好经验(よい経験)

体験が学び

中国語の老师と帰国報告がてら雑談しました(レッスンにならなかった笑)成田でチェックインするとき団体ビザを見たことのない窓口のスタッフさんがてまどったり、SIMロック解除せず入国した友達が現地で困ったことやWeChatPayが使えないお店があったり行ってはじめてわかることばかりでいい経験になったねといわれました。老师もしばらく帰国できずにいるから私のはなしが新鮮だったもよう。渡航前にカード会社に連絡入れておくと制限かからないよと後出しで教えてくれました(遅い‼︎)

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パズル地図をみながら改めて四川省の位置をおさらいし「ここから5つを外してみて」といわれ

内モンゴル自治区

回族自治区

チワン族自治区

新疆ウイグル自治区

チベット自治区のピースを外すとそれらは保護されつつも独自の権限をもつ地域だということでした。むかし習ったノートにちゃんと書いてありましたよ。

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日本ではジェノサイドの報道ばかり聞きますが独自の文化や民族を守ろうとしていることもあわせて教わりました。そして外国人が行きにくい場所であることも。中国国内の富裕層は彼ら少数民族に会ってお祭りや民族衣装を体験したいというニーズが高いそうです。

 

以前、陸路から国境の壊れたフェンスを超えてミャンマー入国した老师(バレたら犯罪)にこれら行きにくい場所へ行きたいとはなすと生徒さんを集めて連れて行ってくれるとのことで期待しすぎず楽しみにしています。コロナ前からお願いしてたものね。

世界遺産で鼎(かなえ)を再考

利水灌漑施設

四川省成都の都江堰(とこうえん)を見学しました。現在も農地の灌漑に活用され水不足に苦しんでいた成都平原はこの堰のおかげで「天府の国」と謳われる穀倉地帯になったとのことです。原型となる堰は紀元前256年ごろ李冰(りひょう)によってつくられたとは知らなかった、しかも世界遺産だなんて‼︎

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修学旅行や遠足、定年退職者(赤い帽子をかぶってツアー参加している人々)も多くやはりいちどは見ておきたい場所なんでしょう。壮大すぎて写真でとらえるのは無理でした。成都空港が天府国際空港とよばれる所以なのかな。

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ここで鼎(かなえ)という言葉を改めて知りました。3本足の青銅器で煮炊きに使われていたものが祭司のさいいけにえの肉を煮るために用いられそこから権力の象徴になったとのこと。そのご伝来した仏教において仏具のひとつである香炉の様式にとりいれられたらしいです。え、ちょっと待って、うちの仏壇の香炉が鼎なんですけど⁇まさかここに繋がるとは‼︎

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やはりものごとはすべてが地続きなんですねぇ。己の無知の再確認になりましたよ。

中国のトイレ事情

紙があればラッキー

これは多くの人の知るところかと思いますが基本的にトイレットペーパーはありません。空港やホテルやいいレストランなどにはあります。街の茶館などにはないと思ったほうがいいですね。ポケットティッシュが売っていますがあまりクォリティが高くはないので日本のドラッグストアで買っていくといいですよ。

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中国のポケットティッシュ

街中のトイレは和式‼︎が多く鍵が壊れていたりちゃんと流れていなかったりドアの上のほうがあいていたり‼︎日本の暮らしに慣れた人には衝撃かもしれません。使用済みの紙は便器の隣にある箱に捨てるのでまちがって流すと詰まりの原因になるため要注意です(だから海外製のペーパーを日本で流すと詰まるのです)

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手洗いにはなぜかお手拭きの紙があったりするので逆の方がいいと思うんですがね。それといいホテルや百貨店などにもウォッシュレットはありません。あるのが当たり前の人には驚くかもしれないですね。これから旅行する人の参考になればさいわいです。