先日、友人と話していてそういえばうちの親は耳はよかったということにはたと気づきました。
友人の親御さんは少し聴覚が衰えてきてついテレビの音を大きくしたり、一度で会話を理解しにくかったり、高齢なら誰でも思い当たることがあるということでした。
聞き取りづらいと会話を楽しめませんよね。
耳鼻科の受診と補聴器という選択はどうだろう?と提案してみました。
うちは両親とも耳がよかったので盲点でした。
しかしそうはいってもやっぱり私にしてはテレビの音は大きかったし、車のラジオやCDは乗るたびに低くしておきました。
クラクションを鳴らされても気づけなかったり、外の音で危険を察知できないと事故のもとですから。
耳から拾う情報は思いのほか大きいのです。
東洋医学を学んだとき、腎(生命の源)の衰えは耳に繋がると教わりまさにその通り‼︎と腑に落ちました。
ではどのように腎を労わればいいのか。
腎虚は加齢で仕方がないことですが養生しだいで遅らせることも可能です。
お腹周りを冷やさない、以前も書きましたが腹巻や湯たんぽお灸などで温める、冷たい飲食物や生ものを控えるなどごくごく普通のことばかりです。
この地味な積み重ねが何十年かあとに現れるのですね。
しかしやってみなければ結果はわからないので、つい易きに流れます。
ちなみに私はテレビの音は最小限に絞り、出先でイヤフォンは使わず耳を酷使しないようにしています。(昔からパチンコ屋さん、クラブ、騒がしい場所が苦手です)