のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

逍遥(しょうよう)この美しい響きのように振る舞いたい

漢方薬の名前にもなっている「逍遥」(しょうよう)という言葉を知ったのは三國志でした。

 

気の向くままぶらぶら歩く、散策する、のような感じで使います。

 

春の庭を逍遥する。とか。

 

私が悩まされている機能性ディスペプシアという、特に原因の特定のできないみぞおちのつかえや胃の痛みに、1日6000歩あるくよう鍼灸ドクターにアドバイスされ継続しています。

 

この飽きっぽい私が1年ぐらい続けているのですから自分でも感心します(笑)

 

同じ症状で苦しんでいる漫画家さんが鍼灸院でのやり取りを漫画にしていて、私と同じようにいわれたそうです。

 

それも「目的を持った散歩ではなく、気の向くままぶらぶらするように」と。

 

まさに「逍遥」

 

あ、これのことなんだ‼︎

 

知っていた言葉だったのにはじめて腑に落ちた瞬間でした。

 

そこから歩くために歩くのをやめ、そのときの「気」がどこへ向かうか自分を頼りに歩くことにしました。

 

その時間をわざわざ捻出するのも面倒なのですが、歩数確保のためではなく、自分の気の向かう先に従う感じですね。

 

けっこう様々な発見や新鮮な驚きがあります。

 

近所なのに知らない風景、お店、路傍の花。

 

効率的に動くことだけ最優先にしているとけして出会えない景色です。

 

だからどうなんだ⁇じゃなくて、そこでなにを感じてどう思うかですね。

 

そうやって心が動いているときはみぞおちのつかえも、長年悩まされている肩甲骨周りの痛みも不思議と忘れているものなのです。

 

逍遥の効果は計り知れないのでした。

 

地域の交差点を実現するために私がしたこととは

ピアノ教室の大家さんをしているとなんどか綴っています。

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もともと昭和47年から祖父がやっていて引き継いだだけなので無能な3代目です(笑)

 

info.dual-life.site

母が認知症になり在宅介護に追われる父はろくに管理もできなくなり、古い建物に古いピアノの選ばれない教室になっていきました。

 

それでも通ってくれる生徒さん、教えにきてくれる講師さんがいてくれたのでほそぼそ続けていました。

 

そんな折り実家をバリアフリー改修しようという話が持ち上がりました。

 

母を在宅でお世話するならトイレや洗面浴室、ダイニングから寝室までリフォームする必要がありました。

 

段差だらけで不要品に埋もれたゴミ屋敷のままでの介護は無理です。

 

あ、でもちょっと待って、自分たちのことばかりじゃなく生徒さんにもなにか還元したいよね。

 

いろいろな人に相談したうえで新品のグランドピアノを購入し、床補強もして古い建物は解体しました。

 

合わせて送迎の保護者さんが停めやすい駐車場に整備しました。

 

帰省時は丁寧に掃除をし、講師さんと管理会社さん保護者さんとグループLINEで不在時のやり取りをし、父が元気な頃はフルートの個人レッスン室に活用していました。

 

生徒さんの発表会を仙台まで聴きに行くのが一番の楽しみで、毎度「やっていてよかったなぁ」と思います。(けっこう泣きそうになるんですよ)

 

保護者さんと畑の芋掘りイベントをしたり、面白い話題で盛り上がったり、私の同級生にお子さんの部活指導を受けているとか地域の緩い繋がりを感じられる場になっています。

 

離れていても私が不在でもなんとなく回る仕組みができていて、帰省したら生音で演奏やオペラが寝転がって聴ける特典つきです。

 

ちなみに私はいっさい弾けません。

 

イビキが気になるなら睡眠時無呼吸症候群かもしれない

知人が長年イビキがうるさいと家族にいわれていました。

 

いやいや受診するとその場ですぐ睡眠時無呼吸症候群のようですね、検査しましょうといわれ一泊二日の入院検査をしました。

 

この検査というのも3ヶ月先ぐらいまでいっぱいで予約を取るのも困難なようです。

 

空いている日に入れるよりありません。

 

他を探そうにもこの設備のある医療機関を探し予約を取るのも手間です。

 

スリッパなど入院に必要なものを持参し、15時ぐらいから病室へ入り説明を受け夕飯を済ませて20時過ぎには就寝のようです。

 

ただでさえ緊張するのに様々な機器を頭と全身に付けるのですからなかなか眠れないでしょう。

 

トイレに行くときはナースコールを押して機器を外してもらい、戻ったらまた元どおり装着してもらうそうです。

 

早朝6時ぐらいには起床でナースがすべての機器を取り外してくれます。

 

その後、頭に機器を付けたときのワックスのようなべとべとを取るためシャワー室に案内され、軽い朝食が出て検査終了です。

 

脳波やら眠りの質や量などのデータをドクターが解析して熟睡率4%しかないので、CPAPという器械をつける治療をすることになったそうです。

 

この器械のお陰で熟睡できるようになり疲労感が軽減し、昼間の強烈な眠気も減ったそうです。

 

長年眠れてなかったんですね。

 

呼吸が何分も止まって脳に酸素がいかなくなるのを心配していましたが、放置していると心不全になる恐れがあるそうです。

 

きちんと眠ることがいかに大事か、なんですね。

ダブルイレブンは買い物の日?

いい夫婦の日とか、紅茶の日など日本にもありますが、お隣の中国では11月11日を「独身の日」とし、その日はネットの買い物がかなり割安になるということです。

 

午前零時を待って一斉に注文するらしく、これだけの人口で混乱しないのかな?と思いますが。

 

以前、中国語の先生(80后)に「独身の日」なのになぜ買い物が安くなるの?と訊ねると

 

独身者が多いから制定したのだけど、買い物が割安になるのは後付けなんだよと教わりました。

 

あ、こじつけ?ともいうのかな(笑)

 

安いなら買おう、そんなに欲しくもないけど、みたいな感じなのかしら。

 

シングルを表す1が4つ並ぶダブルイレブンはお見合いパーティーなどのイベントごとも開催されるようですが、今はセールの日という認識のようです。

 

日本もそれにあやかったイベントがあるようですね。

 

せっかくだからのっかってみようかな。

冬の養生次第で快適な春を迎えられる 三九補一冬、来年無病痛

冬至の日から3×9=27日のあいだに充分なエネルギーを蓄えておくと次の年は病気にかからないといわれています。

 

秋の土用も終わり本格的な冬がやってきますが、特に今年は暖かくまだ秋の気分ですね。

 

実はこの時期の過ごし方が次の季節の体調を左右するということなんですね。

 

えええっ、もう春の準備なの‼︎

 

これまでなんどか綴ってきて、自分でもやってみて、日頃の小さな積み重ねがいつのまにか結果に繋がるのを体感しました。

 

でもこたえを早くほしがる我々は、お手軽、すぐ効くなどの文句に弱く、なかなか効果の現れないことを敬遠しがちです。

 

私が意識している冷たいもの、生もの揚げ物、甘いもの、コーヒーを避ける習慣も完璧にはできていないながらも継続しています。(消化吸収の脾を労わるため)

 

特にこれからの季節

①充分な睡眠

②ダイエットは控える

③冷やさない

④消耗する運動は避ける

⑤温まる食事

 

を意識しましょう。

 

どれもこれも今さら???という内容ばかりですが、特に③は無自覚な人が多そうですね。

 

薄着はお洒落に見えますしね(笑)

 

でも5つの首と腰回りは特に温めましょう。

 

肌着に貼るカイロ、ネックウォーマー、スタイルに響かない腹巻きもありますから。

 

この時期の過ごし方次第で春特有の寒暖差や情緒不安定を軽くできるでしょう。

 

養生とは少し先を見据えることかもしれませんね。