のぞみのデュアルライフ(遠距離介護とゴミ屋敷問題)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ

自分のツキを実感できた日

母が腰椎の圧迫骨折で救急搬送されたとき、実家はゴミだらけで担架を出せずに裏窓から搬出しました。

 

最寄りの救急病院は午前中しか受け入れしないと電話で確認していて、ぎりぎりで救急車を呼んだのに間に合わなかったらどうしよう⁉︎

 

もう泣きそうになりましたよ。あまり遠くの病院へ搬送されても付き添いや面会が辛いですから。

 

なんとか病院に到着するとレントゲン撮影のため入れ歯を外してくださいといわれましたが私は怖くてできませんでした。

 

担当ナースが母の口に手を突っ込んで器用にカクカクと入れ歯を外してくれました。

 

部分入れ歯は複雑でこの金具をどこに引っかけるのか?迷っているうちに母は苦しくて口を閉じようとします。

 

付き添いの父はオロオロするし私だって初めてのことでどうすればいいかわからないし。

 

医療関係者は緊急でも冷静に対応してくれたのが救いでした。

 

撮影室まで付き添えませんから、状況理解できず不安そうな母をお任せして外で待つだけでした。

 

画像を見ても骨折とはっきりわかる状態でもなく、言葉を話せない母は痛がるだけでおそらくヒビじゃないか?という診断でした。

 

その日は福祉用具のメーカーさんが来ていてその場でコルセットの採寸をしてすぐ作りますよ、と手配してくれました。

 

私がたまたま帰省していた。最寄りの外来に搬送された。福祉用具メーカーさんが来ている日だった。大きな骨折ではなかった。

 

いたるところにツキがありました。

 

ついてる。やっぱりいつでもどんな状況でもどうにかなる。

 

バラバラに落ちている鍵を拾うと次の扉が開く感覚。

 

そう、これなんだ‼︎

 

もう策がない、と勝手に思い込んでるのは自分だけ。

 

その後介護タクシーもすぐにつかまって帰宅できました。(メーター料金+3000円)

 

その週母はコルセットをしたまま施設の遠足で仙台の定義山へお出掛けし、お土産に名物の油揚げを買ってきてくれました。

 

母がついてるのか私がついてるのかは今のところわかりません。

 

温灸治療体験

ここの存在を知ったのは先方がtwitterで私をフォローしてくれたのがきっかけでした。

 

温灸治療って自宅でお灸するより大量の艾(もぐさ)を使うんだろうなぁということぐらいしかわかりません。

 

締め切った部屋では煙で火災報知器が作動します。だから私は夏場に窓を開けて窓際の床に仰向けに寝てお腹に棒灸をあてます。一応換気扇も回しますよ。

 

肩甲骨周りの痛みやみぞおちのつかえが辛く、さまざまな治療を試みている私の呟きを拾っていただいたので施術を受けてみようと出かけました。

 

説明を受けたあと大きな艾の塊とそれを燃やす器具をお腹に当ててベッドに寝ているとじわじわ温まり、気づけばいびきをかいて眠っていました。

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優しいアシスタントさんとオーナーがかわるがわる温度の確認や艾の交換にきてくれて、いつも緊張気味の私が珍しくリラックスできたようです。

 

特に宣伝もせず口コミの患者さんしか来ないのでなんだかアットホームな雰囲気です。

 

煙は焼肉屋さんのような排煙フードで吸うので服や髪に匂いがつくこともありません。

 

大正時代に創業し現オーナーさんは鍼灸師さんで同じビルにクリニックも併設されています。

 

施術した日は胃腸がよく動くようになるから白米を食べてくださいね、とアドバイスされ翌日が春節なのを思い出し餃子定食を注文しました。

 

量が多くて無理かも?と思いましたがすんなり完食できました。

 

あいだを置かずに施術したほうが効果を実感しやすいらしいので、また時間を作って行こうと思っています。

http://www.onkyu-tokyo.com/ikasui.html

 

機能性ディスペプシアその後II

1年のあいだに相次ぐ両親の他界で疲弊しきっています。

 

おととし父の言動がおかしくなり、毎回千葉から検査に付き添いMCI(軽度認知症)と診断された頃からみぞおちがつかえ胸が詰まったような感覚で食べられなくなりました。

 

その年の検診で内視鏡検査をしたばかりで問題ありませんでした。

 

わずか数ヶ月で深刻な病気になるはずもないし。とタカをくくっていましたが痩せ細る一方です。

 

もう一度内視鏡検査をするも無問題で、こういう症状を機能性ディスペプシアと呼ぶそうです。胃腸の働きを良くするお薬を処方されました。

 

昨年末から漢方クリニックにも並行して通い漢方薬を再開しました。

 

 

info.dual-life.site

 

先日の受診で舌の温度を計ると頬と同じで緑〜青で冷えています。自覚のない冷えです。

 

食べられないから痩せる→体力が落ちる→面倒な雑務が次々押し寄せる→気持ちが落ちる→材料がないのに身体は頑張ろうとする→空回り→末端まで熱が届かない→冷え→食欲が湧かない

 

ずっとこのループです。

 

時間ごとに薬を飲むのがストレスで特に昼間忘れてしまったときの落ち込み方が酷く、飲む回数を減らしたいと申し出ました。

 

よくなりたくて服用してるのに実はそれが嫌。飲み忘れると自己嫌悪に陥る。

 

問診で正直に話して回数を減らしてもらいました。(絶対量が減ったので効果はわかりません)

 

毎回お薬の種類を少しずつ変えていますが、寒さやメンタルストレスもありなかなかストライクゾーンに入りません。

 

明日は兼ねてから気になっていた温灸治療院で施術するのでまたレポします。

 

私と同じ症状で苦しむ人が世の中にたくさんいることを知り、ときたま経過を綴っていくことにしました。

我が事となって初めて理解できる感情

新聞や雑誌の投書欄をみて、起きてることは知らなかった感情を体感するためにあるのかと思うことがあります。

 

先日は60代半ばすぎの夫が50年ぶりの同窓会に参加して以来、それまで操作方法も怪しかったスマホを手放さなくなったという記事を目にしました。

 

再会した女性といい雰囲気になり、日になんども連絡し合う関係になったということでした。

 

内緒で逢瀬を重ねていたわけじゃないのだし責めるほどでもないのでは?と思いましたが、「うちの人に限って」という奥様には青天の霹靂だったのでしょうね。

 

それにしてもわかりやすいご主人(笑)

 

問い詰めると虚構の世界だったと言い訳したそうです。

 

相手の心が自分に向いていないのは悲しいものですが、いつでも100%で向き合うなんてそもそも無理でしょう。他人の心を独り占めするなどできません。

 

どれだけダイエットしても痩せられなかった奥様はたった数日で5キロも痩せてしまったのだとか。

 

ご主人にとっては新鮮なできごとにしばし舞い上がる時間があっただけでよしとしよう、と物事の両面を捉えられる賢い女性だと思うと同時に、我が事となってはじめて理解できる感情がまだまだあるのだと思いました。

 

認知症を闘病と表現することに違和感

テレビで芸能人の方が認知症になり闘病生活を送っているなどのナレーションを耳にします。

 

闘病という言葉に違和感があります。

 

私としては闘うより受け入れる病という認識だからです。

 

いろんな考えがあっていいと思いますよ。

 

でも現時点で治らないのですから、抗うよりはうまくやり過ごすしかないのではないかと思っています。

 

かくいう私もなかなか現実を受け入れられず長いあいだ葛藤していました。

 

親が認知症だと知られたら恥ずかしい。

 

勇気を出して認知症家族の集まりに参加するとそこでまた詮索される→いつのまにか広まる→面白おかしく噂にされる。

 

これ最悪のパターンじゃん‼︎

 

しかし私や親が悪いことをしているわけじゃないのだから堂々としていればいいのであって、それでも気持ちの落ちてるときは辛くて逃げることばかり考えていました。

 

だからケアラー(介護者)が投げやりになったり自堕落になったりなにもかもどうでもよくなったりする気持ちには共感できるのです。

 

ただし共感はゴールではありませんから、各人がそれぞれの落とし所を見つけるよりありません。

 

私の場合は敢えて介護に関係のない場所に行き、人とお話しすることで介護だけで行き詰まるのを防いでいました。

 

そうはいってもすぐ介護や認知症に結びつけて考える癖は今も抜けません。