店名は黄檗宗の僧侶の名
母も若いころ好んで通っていたようです。
私も存在は知っていましたがかなり大人になってからその門をくぐりました。
仙台市青葉区春日町にお茶菓子販売と喫茶を営む賣茶翁(ばいさおう)があります。
知る人ぞ知る名店です。
都会の中の隠れ家
近隣は東北大学医学部病院や仙台市交通局などで賑やかな場所にあるのを忘れるような空間です。
問い合わせできない
なんと電話はおろかウェブサイトもありませんから立ち寄ったときやっていればラッキーですね。
ちなみに毎月1日と16日はお休み、喫茶時間も9時半ぐらいから18時ぐらいまでのざっくり感です。
地方発送可
ファックスはあるので生菓子以外は地方発送可能です。ほかは日もちしないためせいぜい2日ぐらいで食べきるようなものが大半です。
季節を意識した美しい和菓子
抹茶とお菓子のセットが基本で夏はかき氷もあります。
季節感のある美しい和菓子はそのタイミングでしか食べられませんから何種類もあって迷う楽しみもあります。
喫茶室は普通のお座敷で、隣り合った方とお喋りするもよしひとり時間を満喫するもよしとにかく落ち着けます。
バリアフリー対応していない
残念ながら昔ながらの上がり框(かまち)のたたきですから車椅子や脚が不自由な方には辛いですね。駐車場やWi-Fiもありません。
散策のすすめ
近くのケヤキ並木が素晴らしい定禅寺通りを散策してみてください。賣茶翁の関連店とびばいさ甘座洋菓子店があります(こちらもウェブサイトなし)上品な味のエクレアが絶品です。
仙台駅方面へ進むと佐藤忠良の彫刻やメディアテークというこじゃれた図書館があります。この辺りの景色だけで仙台が杜の都とよばれる所以をご理解いただけるはずです。