のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

散歩で広がる世界はまだまだ広い

往復と管理でいつも疲れている

認知症の母を遠距離介護していましたが卒業後も2拠点暮らしをしています。自宅と実家の2軒を管理するのは思いのほかやることが多く疲れます。

視覚を刺激する散歩

鍼灸ドクターから気を巡らせるため1日6000歩あるくよういわれ3年続けています。はじめはすぐ疲れていましたが季節の移り変わりを楽しめるようになりました。

 

自然に囲まれ花好きな母のもとで育ち、花の名前だけは知っていたのに大人になるにつれてそんな自分を忘れていました。

 

最近は8000〜10000歩あるける日もあり展覧会用の菊を育てているおうちが近くにあるとはじめて気づきました。

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おうちの方にお願いしてお庭の中まで入ってみせてもらいました。聞けばご主人が大切に育てていて、地域で栽培指導したり今年はコロナで品評会が中止になり鉢を譲渡したりしたそうです。

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あまりに綺麗で撮影させていただき住まいと名前を名乗り「来年は出品できるといいですね」といっておいとましました。こんな世界が近くにあることも知らなかったんですね。散歩ってすごいなぁ。

こまちとはやては通り抜けできません 乗り鉄父子と乗り合わせる

あきた新幹線こまち

私が帰省の往復に利用するのは秋田新幹線こまち一択。東京〜仙台間がわずか3駅たった1時間半だから。

 

東京駅で乗ってお弁当を食べて軽くうたた寝しているとちょうど白石あたりで目が覚めます。もうずっとこのパターン。

 

先日の帰省でガラガラの先頭車両に大宮から父子が乗ってきました。お父さんがトイレに行ったタイミングでチラ見すると可愛らしい坊やに「こまちとはやてはどうして繋がってるの⁇」という即答しにくい質問をされました。

 

「盛岡で切り離して別々のところへ行くからだよ」と回答しましたが納得いただけないようでした(笑) 

こまちとはやては繋がってるが行き来できない

これは経験のある方ならご理解いただけますが、仙台や盛岡までならどっちに乗っても同じなんです。途中で切り離してこまちは秋田はやては青森へ向かうので最終目的地がどちらかによって乗る車両が違うのです。

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連結部分が通り抜けできませんから途中で間違いに気づいても前席指定のため満席なら通路に立つよりないのです。以前友人が車内で切符を変更してもらったもののこまちからはやてへ変えるには途中駅でいったん降りるしかなく面倒だったと話していて思い出しました。

 

GOTOを利用するさいちょっと気をつけてみてくださいね。

 

その後父子は仙台で降りて在来線に乗ると話していたので仙台空港アクセス鉄道なら乗り鉄+飛行機も見れるよとおすすめしておきました。

その不安はたんぱく質不足かもしれない

たんぱく質の働きをおさらいしよう

①身体の組織をつくる

②身体を維持調整する

③身体を動かすエネルギー源になる

身体のなかはたんぱく質でできているんですね。

不足するとどうなるの?

介護現場でよく聞くフレイル(加齢による心身能力の低下)やサルコペニア(加齢による筋力低下)に繋がります。

 

アミノ酸の配列で構成されているたんぱく質は感情や記憶、睡眠に関係する神経伝達物質の原料にもなっており不足すればメンタル不調に繋がります。

 

喜びはドーパミン、心を落ち着かせるセロトニンなど聞いたことがありますよね。たんぱく質不足だとこのあたりうまく働かないようです。

 

私は機能性ディスペプシアという胃腸障害で治療していますが、そもそもみぞおちがつかえて食べられないため慢性的なたんぱく質不足です。食べても少量なため効果を高めるためのビタミンB群サプリを摂りはじめました。

 

相次いで両親を亡くしたダメージからなかなか立ち直れず、待ったなしの納税や煩雑な事務手続きで心身ともに消耗したままです。すぐ不安になるのも頼りにしていた父がいなくなり、実家の管理や地域のおつきあいを負担に感じているから。加えてたんぱく質が不足しているのも原因のようです。

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↑牡蠣の亜鉛たんぱく質を無駄なく活用してくれる

心が不安定な方はいちど食事内容を見直すチャンスですね。

季節を意識した暮らしで養生したい

どんなことで季節を感じるか

ケヤキイチョウが色づいてきましたね。晩秋ですが暦は立冬過ぎて冬なんですね。毎日慌ただしく暮らしていると季節を味わうことなく時間が過ぎていきます。

生物季節観測

気象庁が季節の移り変わりを示す生物季節観測を縮小すると発表しました。理由は気象台周辺で観測できなくなってきたから。

https://www.google.com/amp/s/travel.watch.impress.co.jp/docs/news/1288/343/amp.index.html

ウグイスの初鳴きやツバメの初見を都会で確認するのは難しくなったんですね。

 

空気のわずかな匂いの変化、風の冷たさ、田んぼに白鳥が飛来するなど地方で育った私は常に自然が身近にありました。

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季節を体感できることがどんどん減っていくのは寂しいですが、そういう場がなくなったのは他でもない便利さを追求した我々に原因があるんですよね。

私がいなくても回るコミュニティ⑧

幸せな大家さん

学校、職場、家庭以外のゆるい居場所がほしいと長年思っていて「なんだ自分が運営してるじゃないか‼︎」と気づいたのはかなり年齢を重ねてからです。まさに盲点、灯台もとくらし。

 

父が母を在宅介護しはじめてピアノ教室の管理が難しくなりリフォームして新しいグランドピアノを購入しました。私の同級生が講師として教えにきてくれて生徒さんとうちの畑で芋掘りしたり、地元仙台での発表会を聴きに行ったり幸せな時間を過ごせています。

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こんな経験なかなかできないや。自分の追体験のような面もありますが、舞台で一生懸命演奏する生徒さん、それを撮影する保護者さんの姿はなん10年前の私と両親そのものです。

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わずか3分ほどの演奏のため新しいワンピースとサンダルを買ってもらい集合写真におさまるのは今も同じなんですね。