のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

話を聞いてもらえる営業

インターフォンは迷惑

ご近所さんや友人など本当に用事のある人のインターフォンはいいんですが先日ピンポンが鳴って出てみると(カメラに知らない人が映っていた)「ご挨拶に伺いましたなんちゃらかんちゃで・・・」と名前も名乗らず勝手に喋りだすんですねぇ。忙しい朝の手をとめてまで聞く内容じゃないですよ。布団の打ち直しのチラシが入ってましたがそんなんで頼む人がいるんですかね。

 

他人のお宅のインターフォンをむやみに鳴らすもんじゃありません。いまどきそんな営業方法は田舎だからでしょうか。電話も然りですよ。相手の時間を奪うようなことは極力避けないと。リストに沿って事務的にかける営業が未だにあることも驚きです。いずれも訪問先、電話した先の反応をチェックしてまた一周して別の担当が訪問や発信を繰り返すんでしょう。

 

屋根の塗り替えとか太陽光発電とか必要ならこちらから問い合わせするような内容ばかりです。という私も若い頃電話セールスを「させられて」いましたから気持ちはわかります。こんなんで契約するのか⁇と驚きましたが株式や債券・投資信託の類でしたから顧客は時間を割いてくれるんですね。皆さんお金が大好き、少しでも増やしたいですからね(笑)

庭仕事のやめどきとは

やめどきがわからない

樹木のあるお宅の方ならご理解いただけるかと思いますが剪定や伐採のやめどきが難しいですよね。ただザクザク切るだけなら簡単ですが、それなりの見栄えやバランスを考え切った枝葉の長さを揃えて袋詰めして集積所へ出すまでが仕事ですから。

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毎日少しずつやればいいのですがうちは広すぎるうえ祖父も両親も植物が好きでおそろしいほどの樹木がありました。去年いちぶを整地してかなり楽になったものの、それでも分家の叔母がこまめに草刈りしてくれたりシルバーセンターさんに頼んでどうにか体裁を保ってきました。まさに手に負えない状態。

 

蔓の剪定でバネ指になった藤も処分して楽になったはずですが中庭や玄関まわりがいろいろ気になり手を痛めない程度に手入れしました。叔母に去年の整地でかなり費用がかかったし今年は少し休みなさいといわれ適当なところでやめました。

 

刈った枝葉は一晩放置すればしんなりして袋詰めしやすくなるなど去年まで知りませんでしたし、かといって雨にあててしまうとずっしり重くなり袋詰めがしんどくなるなど基本がようやくわかってきたところです。

絶縁したい親の介護から逃げる方法

関わりたくなくても責任はある

法的に無理でも絶縁したい、関わりたくない、介護はおろか看取りや葬儀などまっぴらごめんという子世代が増えているようですね。以前の私なら手続きにいくらかかるか調べたと思います。そしてこっそり業者さんに委託していっさいの関わりを絶っていたでしょう。しかしねそうは問屋がおろさないんですわ。

↓↓↓代行業者さんの記事

https://news.goo.ne.jp/topstories/life/goo/4081f27903325a1969f46b8fbd1dddb8.html?fr=RSS&from=re_gootop

久しぶりに実家に連絡するとしばらく音信不通だった両親は確実に老いていて特に母の物忘れはこちらが不安になるほどでした。これって介護するため呼び寄せられたのか⁇とすぐ気づきましたね。物忘れ外来の初診は1ヶ月以上待たされる、画像撮影は専門病院で受けて読影はまた物忘れ外来へ行くというプロセスを経てようやく認知症と診断されるわけです。

 

介護〜看取り〜葬儀から逃げたい人へ私からいえることは、逃げても事情が事情なら誰も責めようがないのだし自分が悔いのない手続きを踏んでほしいということです。無理に片足突っ込んで介護殺人が起きても辛いですしね。ただしやましさとセットであることは覚悟のうえです。いつも心が晴れず周りに隠しごとをしながら生きるのもなかなかしんどいでしょうけれど。

コロナ禍で冠婚葬祭が変わる

葬儀で感染したくない

地方の田舎だと葬儀や法事、回忌法要などのけじめがきっちりしているため喪主・施主の責任は相当なストレスです。私は1年のあいだに相次いで両親を亡くし2回連続で喪主をつとめ死にかけました。ひとりっ子でも長女でもない私が10年に及ぶ母の遠距離介護からの葬儀〜法要ですっかり消耗してしまい機能性ディスペプシアという胃腸障害になりました。

 

しかしコロナ以降冠婚葬祭のありかたが変化してきて通夜〜葬儀〜法事なども同居家族のみ、会食はなしでお悔やみとお返しのやりとりだけというように簡素化されているようです。仕出し料理屋さんなど大打撃ですよね(折り詰めで持ち帰る方式もあるようですが)f:id:nozosan-net:20210523083116j:image

小学校からの同級生が冠婚葬祭関連の仕事をしていてやはり注文が減ったとのことでした。未回収の売掛金もあったそうです。仕事中にお店を訪ねたらジャージに長靴だったのに社長室に通されそういえば経営者だったんだと気づきました(笑)

 

地域のあれこれや親の介護の話などして先行きの見えないしんどさがちょっと楽になりました。ソーシャルディスタンスでもリアルにお喋りできる相手がいるというのは幸せですねぇ。

地方創生で空き家問題は解決するのか

現地の人は自分ごとじゃない

コロナで生き方を再設計する人が増えたせいで地方創生とか移住とか盛り上がってるのかな。オンラインで議論の場になんどかお邪魔しました。東日本大震災後に頻発する自然災害で一極集中がまずいと危機感が高まってきたのかもしれませんね。ずっと2拠点暮らしのいいとこどりをしてきた私にはいまいちピンとこないところもありますが。

 

都会しか知らない人はなるべく現地の人とリアルに触れ合ってほしいけれどコロナ禍ではむずかしいですよね。放置されてる空き家など山ほどありますがなぜ利活用されないのかは相続がうまくいっていない(複数人での分割相続だったり)先祖代々の仏壇があって他人に解放したくない、盆暮れには親族が集まるなど個別の事情があります。

 

名義人が認知症で施設に入所していてその人が亡くなるまでいじれないなどあるあるすぎて聞き飽きました。前倒しの終活を促すしかないのでは⁇後継者がいない家屋をどうするか結論を先送りしたまま自分も老いていく、考えるのが面倒、誰に相談すればよいかわからないなどグズグスしているうちに時間はあっというまにすぎていきます。

 

狭い家を30年ローンで買った人は嫌な仕事もやめられず完済後もリフォームや維持管理に追われることがわかっているはずです。都会の偏差値の高い学校へ通うためにしたことが不登校や鬱を呼び込むきっかけになるかもしれません。実際家なんか余ってるんですよ。世間体に合わせたものさしを自分側に寄せてみる機会かもしれませんね。