のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

アルツハイマー新薬に期待していいのか

治療できるんだ‼︎

発症したら治らないといわれていたアルツハイマーの治療薬が話題ですが年間費用が610万円だなんてびっくりですよね。

https://www.sankeibiz.jp/business/news/210610/bsc2106100553005-n1.htm

もっと早く承認されていれば両親が恩恵にあずかれたかもしれませんがこれだけ高額な薬で果たして治るのか。

 

さらっと読んだ感じではアミロイドβという悪さする物質を排除する効果があるということですがまだまだアルツハイマーはわからない点がたくさんあります。父のように記憶をつかさどる海馬が萎縮し軽度認知症(MCI)と診断された場合はどうなんだろうとか。吐き気などの副作用も気になりますよね。

 

そもそもアルツハイマーが発症するまでおよそ20年かかるといわれており寿命がくるまで症状が現れない人もいるわけです。寿命と発症とどっちが先かという感じですがもし早く発症したら切り札になる存在かもしれません(それよか発症させないための暮らし方を意識したいなぁ)

16時間絶食 1年4ヶ月経過

まだ続けてるよ

忘れたふりはしていませんよ16時間絶食(20時〜翌12時まで固形物を摂らない)どこかでやめようかなと思う間もなくすっかり定着しました。身体も慣れたようです。機能性ディスペプシア(原因不明の胃腸障害)も楽になってきました。誰でもできる簡単ファスティングですよね、朝食抜くだけなんですから。

 

各方面で現代人は食べすぎ、胃腸を休ませよう、オートファジーの発動で若返るなどなど書籍も動画もたくさん出ています。ご覧になった方も多いことでしょう。3食きちんと食べなければという思い込みはいったん脇において週末にでも試してみてください。朝食を抜いたところでなんてことないです。病気でお薬を飲む都合上できない方は無理せずに。

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私は胃腸障害の漢方薬が1日1回になったのをきっかけにはじめましたから。ちなみに私にこれをすすめてくれた鍼灸ドクターはついに1日1食生活になったそうで腹4分目で神に近づこうとしてるのかもしれませんね。

両親との不思議な一体感

いつもいっしょだ

緊急事態宣言の合間を縫って片道400kmの実家管理にかよっていますが滞在中はいつも両親がそばにいるのを感じています。あ、スピとかじゃないですよ念のため(笑)なんというかようやく悲しみや思い出に浸れるゆとりがでてきたんでしょうかね。1年のあいだに相次いで2人看取り葬儀〜法事〜相続事務を2年連続でこなしてきましたから心が落ち着く暇がありませんでした。

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10年におよぶ遠距離介護で消耗しているところ私自身も原因不明の胃腸障害を発症しいまだ治療中です。そんな状態でジャングルのような敷地の整備や地域の行事参加、檀家としての振る舞い、ピアノ教室運営もしておりいつもくたびれています。

 

実家滞在中は朝夕仏壇に手を合わせ出かけるときは行ってきます、帰宅したらただいまと声がけします。返事はありませんが曽祖母から並ぶ遺影がいつも私を見つめています。ときどきつけた覚えのない照明が点灯していて私の記憶違いじゃなく誰かがそばに来てたんだろうなと思っています。

 

樹木剪定や広い室内掃除やピアノ教室の生徒さんの対応でいつもバタバタしていますが、合間に叔母夫婦やご近所さん、同級生とお喋りしたり間違いなく自分の居場所があることを感じています。これはお金を出しても買えない環境。人から「羨ましい」といわれ初めて気づきました。

私に影響を与えた著者10選

桜桃忌墓マイラー

青森県金木のご実家斜陽館まで行ったほどの太宰推しです。三鷹禅林寺にお墓参りに行ったらお向かいが森鴎外のお墓で驚きました。太宰の好きな夾竹桃は私の実家では寒くて花を咲かせませんでしたが温暖化で咲くようになりました。↑の著者さんをざっと見ると社会派の方を好む傾向がありますね。

http://www.zenrinji.jp/about/

高校時代は第一回芥川賞受賞者である石川達三に嵌りおそらく全作品読んだ気がします。

中上健次の描く被差別部落の日常はむかし暮らしていた紀州の風土をよく捉えていると思いました。ついには氏のご令嬢とお会いし彼女の講座を受講することができました。

遠藤周作の海と毒薬は映画化され主役が若き日の奥田瑛二でした。人体実験は本当にあったのか戦争と医療の闇に斬り込むオールモノクロ作品でした。

井上靖天平の甍はいまでも書棚に大切においてあり仏教の教典がなんども海に沈みながら日本へやってきた苦労を知りました。

学生運動のリアルを知らない世代ですが当時の若者の感覚が今とそう変わらないことをされどわれらが日々で知りました。これは友達に貸したまま戻ってこないのでもう一度買います。

広島・長崎で二重被爆した方のインタビューをまとめられご自身の著書も一字一句襟を正して読みたい尹雄大氏の作品たち。どうしてもどうしても気になりついにはお会いしておはなしさせていただきもういつ死んでも悔いはありません(笑)

他人の正解を自分のこたえにしない

こたえの横取り

それいいたかったんだよね〜とうまく言語化している人を見かけるとつい自分の意見丸ごといってくれてる気がしてそれ以上考えなくなります。おそらく私はずっとそうだったと思います。

 

この人の意見いいな、それもありだな、やっぱりそうだよねとか。なんとかしてしっくりくる正解を探し続けてきた気がしますがそのときどきのコンディションで変わるのが当たり前なんですよね。軸のぶれた人と思われてもそれが真実なんでしょうね。

他人の意見を自分のこたえにしない訓練をしないといつしかその人の言葉を鵜呑みにして時には受け売りのような発信をしてしまったりします。人の投稿をみて不信感を抱くことがあって自省しました。自分もやってるかもしれないと。