のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

人が亡くなってからの月日

あっというまの感覚

わずか1年のあいだにあいついで両親を見送り葬儀〜法要〜相続事務を2年連続でやってクタクタになりました。もともと体調を崩していたのがいっきに悪化して治療しながら介護時代とおなじように実家にかよっています。

 

広い敷地の草木は私のつごうにお構いなく伸び放題。なるべく毎回きっちり手入れして帰ろうにもコロナで帰省予定が立ちにくく離れた場所でやきもきすることが増えました。緊急事態宣言の合間をぬって母の3回忌まで済ませ喪主として家督としてのおつとめはまっとうできたと思います。

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生前、母の実家のお墓参りもしてほしいといわれていてなかなか行けずじまいでしたがこの連休ようやく行けて気がかりがなくなりました。父の実家とは離れていて県内でも移動が大変で気力体力がないとしんどいのです。電車から降りるときに足首を捻挫しましたが春土用のせいにしておきます。遠距離介護にかよっていたのがついこのあいだのような感覚ですが人が亡くなってからの月日は本当に早いものです。

私も春土用でやらかし

気をつけていても

春土用で間日(まび。土の神様がいったん天へ帰る)ではないものの母方のお墓参りにずっと行けていないのが気がかりで雨上がりの快晴のなかふだんと違う路線で出かけました。なかば遠足気分で楽しんで往復できればなと思っていたのですが降りるときステップでつまづき足首をひねり捻挫しました。しかも2回。

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いつも足全体をよくマッサージしていたおかげでこの程度だったかもしれませんが片方に重心がかけられないのは地味に辛く引きずって歩いています。慣れないことをしてはいけないですね(笑)

 

とはいえ去年叔父(母の弟)の納骨もコロナで参列できずにいたためずっと心に引っかかっていたのがすっきりしました。生前の母にも実家のお墓参りに行ってねと託されていましたしね。いつも父方のほうしか行けていなくて心苦しかったのです。今回のことで乗り換えのタイミングなどいい練習になったようです。一両編成のワンマンカーは向かい合わせの席でPASMOなどに対応しておらず私は知らずに改札でタッチしたためあとから清算するとか、帰りは物産館で時間調整したりちょっとした冒険でした。

春土用やっぱり怖い

季節の変わり目 

なんどか書いてきましたが土用が年に4回あることはまだまだ知られていないようです。ものしりの叔母ですら「今の時期土いじりすると土の神様が怒るらしいよ」というと「あらそうなの⁇」という返事でおそらくこれまで無事にすごせてきたようです。

 

先週うちのピアノ講師さんが転倒骨折してこれは土いじりとは無関係でも疲れやすく注意散漫になるこの時期と重なるかもしれません。こじつけじゃないですよ。うちの耕運機を貸したご近所さんは張り切って土地を耕し喜んでいたのも束の間、雨の日に滑って転倒し右手を骨折しました。運転ができなくなり仕事を休んで実家でこのまま草むしりなどしてすごそうかなとはなしていました。

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そこで春土用のおはなしをすると、やはり「知らなかった」といいます。貸した耕運機がエンジンを切ってから再起動しなくなりもしやそれも関係あるのか⁇などとはなしているとぐぐって「間日(まび)」は作業してもいいらしいよ、と逆に教えてくれました。

 

十方暮(じっぽうぐれ)というさらに聞き慣れないなにをしても八方塞がりな日も年に何日もあるそうで、うまく使いこなせれば自由自在に人生謳歌できそうですが果たしてどうなんでしょうか。

ろうそくの謎がとけた

階段が物置に

実家は魔窟のようなゴミ屋敷で階段には百科事典なみの厚い本が立てかけられまるで本棚のようでした。東日本大震災の被災地なのになぜ学習しないんだろう⁇そうでなくても親子関係を拗らせていたのにこれからこのゴミ屋敷で認知症の母を介護するなんて嫌すぎて目につくものはどんどん処分していきました。

 

実家は祖父の代からピアノ教室をやっており介護で管理が大変になったのをきっかけに自宅の一室を教室にリフォームしました。昔ながらの土壁の和室で入口は引き戸です。両親が亡くなり私が400km離れた場所から管理にかようようになりましたが最近引き戸が滑りにくくなったと講師さんから連絡がきました。

 

ちょうど年末に父がろうそくをカゴに入れて階段に置いていたのを登り降りの邪魔になるから処分したところでした。実は引き戸のレールに塗る用だったんですね。今ごろ気づきましたよ。母が防災用品としてとっておいたろうそくが茶の間にありそれを塗るとなめらかに引き戸が滑るようになりました。

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亡くなって数年後に父の仕掛けに気づくとは。講師さんから連絡がなければ父の思惑はわからずじまいでしたね。

食べるためのリハビリ

胃腸障害を克服したい

SNSで連日ランチ画像ばかり投稿しているため「胃腸障害はどうなったんか⁇」と思われているかもしれませんがとりあえず寛解レベルまできました(これで何度目の寛解かわかりませんが。少しよくなり→また不調→よくなるを繰り返していて完治というわけではありません)

 

16時間絶食も26ヶ月続けており私の本気度がおわかりいただけるかと思います。漢方薬鍼灸治療も並行しながら10000歩ウォーキングと懸垂やストレッチも欠かしません。いちどなくなった食欲はなかなか戻らず食べるためのリハビリが必要と感じ少しずつ外食に慣らしているところです。

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とはいえ味の濃いこってりしたもの、揚げ物、なまもの、冷たいもの、甘いものは避けているためあいかわらず制約ありきです。以前のようにはいきませんが地元の季節の味覚を楽しめるまで回復してきました。この時期だけの限定に舌鼓を打ち新緑の若葉やおだやかな凪にしばし見惚れよい時間を過ごせています。