のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

おじさんの鎧が脱げるとき

投稿欄が好き

新聞や雑誌の投稿欄には市井の人の飾らない意見があって面白く読ませてもらっています。社会人の娘さんの不倫をやめさせたいという中年女性の悩みには「多くの人は楽観的に子供は親を幸せにしてくれるような、良いことだけをもたらしてくれるべき存在と捉えたがります」という耳の痛い傍観するぶんにはなるほどなアドバスが返ってきたりします。

 

リタイア後友達のいなかった高齢男性が地域カフェに出入りするようになり、スタッフさんやかよってくる子供たちと仲良くなってハロウィンコスプレをさせられ「おじさんかっこいいね」といわれフワッと楽になり鎧が脱げたと表現していて素晴らしと思いました。言語化できてそれを多くの人の目がふれる場に投稿できるなんてもう無敵ですよね(ブログやればいいのに)

片倉小十郎様の鎧も素敵ですね↓↓↓

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こんなこと思ってるのは自分だけかもとひとり鬱々したり吐き出し場所のない中高年の方々はおそらくSNSもやってないのかな。それでも文字にして投稿できるのだから自分を客観視できていますよね。案外みんな似たようなことで悩んでいて読んだほうも救われたりするものなんですよ。

我想去老挝(次の渡航先はラオス)

旅好きの老师

久々の中国語レッスンでした。あいだが空いてもやめようとは思いません。ストレスにならずに続けることにしています(楽しいと思えなくなったら残念だから)旅好きの先生は旅行支援で大分に行っていたそうでいつも人生楽しんでいます。しかし中国へはコロナ以降戻れておらずいつ行けるんだろうねと話しています(隔離もありまだまだ厳しい現状)

 

そんな先生からおすすめされたのはなんと老挝(ラオス)え、なにがあるんだっけ⁇クアンシーの滝や大自然がおすすめで至る所にある仏教寺院や托鉢の僧侶の姿などゆったりした時間の流れを感じられるそうです。

ラオスにいったい何があるというんですか? (文春文庫)

日本の、特に都会では他人から決められたゴールに向かってけしかけられたり自分を見失っている人を散見します。それは本当に心から願ってのことなんだろうか⁇と与えられた役割に疑問をもつ暇さえなく消耗していく感じですね。私も加齢のせいか周囲のスピードについていけないのを言い訳することがありますが本来求めているものとリアルな姿が乖離しているのを感じることもあります。

 

ラオスには植民地時代の名残りのフランス風カフェやクラブなどと現地の人々の生活が混在してとてもいい感じですよと教えてくれました。日本の価値基準でせわしなく生きている人にぜひ訪れてほしいそうです。今は中国側から高速鉄道で3〜4時間で着くから先生がバスで30時間かけて行った時代とは格段によくなってるとのこと。またひとつ行きたい場所が増えましたね。

ルビー色のそばの花

赤いそばの花

そば好きとしてはやはり見てみたいと思い千葉県立北総花の丘公園まで行ってきました。

こちらからどうぞ↓↓↓

https://www.seibu-la.co.jp/hokusou/

近くの巨大ホームセンターやスーパーなど行ったことはあってもこんな整備された無料の場所があるとは知りませんでした。公園そのものも広大で1日で回るのは難しいでしょう。そのシーズンに見たいものに絞るのがいいですね。

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赤いそばの花はBゾーンに咲いていて写真を撮ったり散歩したりゆったり過ごす人の目を楽しませていました。紅葉もちょうどいい感じでワンちゃん連れの人もいました。11月とは思えない汗ばむ陽気で日陰を探してコートやストールを脱いでしばらく涼んだりしました(敷地内は自販機のみでカフェなどはありません)

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私が気になったのはCゾーンの野鳥観察舎。鳥好きとしては外せません。案内に従い昼間でも薄暗くて怖い道を辿ると小屋の隙間から調整池に飛来するサギなどを見ることができます。望遠鏡はないので持参するほうがよいです。一眼レフをお持ちならぜひ‼︎あまりに遠くて眺めるだけでしたがたまたま近くにきてくれたカワウを撮影できました。

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バーベキュー施設やドッグランもあり桜のころまたこようと思っています。楽しみの種がまた増えましたね。

冷やしちゃいけないくるぶし

立冬すぎのポカポカ陽気

暦の上では冬でも昼間の陽気でつい薄着で出かけてしまいがちです。先日20℃超えの予報を信じてロングスカートにショートブーツで出かけるとすぐ脛がスースーすることに気づきました。これから戻ってタイツに履き替えるにしても鍼灸の予約時間が迫っていますしね、そのまま電車に乗りました。

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治療台に乗るといつもどおり足の冷えを指摘され赤外線とお灸でじっくり温めていただきました。プロ用のお灸も購入して寄り道せずに帰宅しましたがずっと脛が冷えたままです。こうして邪気が忍び込んでくることは知ってますから三陰交(内くるぶし)にレギンスの上からカイロを貼りました。対応は早ければ早いほどいいはずです。

艾に点火するお灸↓↓↓

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夜はゆっくり湯船につかりレッグウォーマーを履いて寝ましたが翌日もくるぶしは冷えたままでお灸をしてカイロを貼って終日過ごしました。妙齢になると体温調節がうまくできなくなりこまかい気づかいや面倒ごとがふえます。これは若い頃にはわからなかったことで服装がむずかしくなる要因でもありますね。

介護と自由の折り合い

自分のペースで暮らしたい

介護していると自分のためだけに使える時間がなくなっていきます。気晴らしがしたければそのために時間を作り出す必要があります。介護生活前にはわからなかったことでしたが思いつきでどこかへ行くとか家に人を呼ぶなど些細なことのハードルがあがります。母のデイサービスに合わせた生活リズムはことのほか自由がありませんでした。

 

16時まで帰宅できるかどうか

片付けや掃除、買い物の段取り

庭仕事や畑の管理は天気と相談

ケアマネとの打ち合わせ時間

父の通院送迎や付き添い

役所や金融機関の手続き

 

ざっと挙げただけでも自由時間なんて捻出できません。用事の合間にこま切れの空き時間ができるぐらいでゆっくりコーヒーでも飲みたいなと用意しているとふいな来客があったり自分を休ませることができません。

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小さな不満が少しずつ燻ってそれがこのブログのネタにもなっているわけですが、近所にカフェがあるわけでもないウォーキング習慣もなかった当時の私は首都圏の自宅に戻ったら思いつくまま好きなことをしようとそんなことばかり考えていたのでした。

 

しかし身体が思うとおりに動いてくれない。自宅にいるあいだは鍼灸や歯科、美容院、ネイルサロン、漢方クリニックなどメンテナンスのハシゴであいまに中国語を習い次の介護帰省にそなえるという日常を送っていました。