のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

いまどきの社会科見学

おしゃれ仕事の裏側

ながねん通うネイルサロンに地域の小学生たちが社会科見学にやってきました。ちょうど私が施術してもらってるときに4名ほどの高学年女子たちがやってきて互いのハンドケアをしあったり、キラキラおしゃれなお仕事の裏側をインタビューしたり楽しそうでした。さすがいまどきですね。私の時代の社会科見学なんて地方の田舎だったからガチ工場とかだった気がしますよ。それはなにをつくってるの⁇みたいなね。記憶にあるのは農協で地域のお米の収穫量をおそわりグラフにするとかまったく興味のないおはなしでした(笑)

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都会の商業施設に近い小学校だとこういう面が羨ましいですよね。流行りのお店がいつでも近くにあるから田舎からわざわざ来る新鮮な感覚はむしろわからないでしょう。あとから引率の先生がやってきて「よろしくお願いします〜」と託しサロンの訪問〜体験〜質問〜〆まで全部自分たちでやらせるというとても大事な授業になったのではないかな。よき経験ですよね。仕事の対価としてお金をいただく仕組みを早く知ることはとても大事です。

 

お父さんやお母さんがどうやって稼いで家計をやりくりしているかわかれば意識も変わっていくでしょう。ほしいものをなんでも与えられるのがいいとも限りません。毎日ご飯が食べられよい教育をほぼ無料で受けられるのがあたりまえじゃないんですよね。

要するにって言わないで

からだの声を通訳

読書メモシリーズです。尊敬する大好きな尹雄大さんの最新作「要するに」って言わないでを紹介します。以前からなめらかに言語化できない人の言葉をさらって「要するにこういうことだよね⁇」というのはよくない、要されたくないと仰っていて書籍化されました。

尹さんになんどかお会いしたなかで私自身の傲慢な思いが改まることがありました。たくさん稼げたほうがいいという世間一般の価値観もアイヌのご友人が「必要以上に収穫しない、稼がない」とはなしておられてその時はピンとこなかったけれど今ならなんとなくわかる気がしています。自分の適量を知らずおかしなことをしでかす現代人が多いということかな。それは飲食量にもいえる気がしています。好きでもないものに依存させられている人多数なのでは。

 

本書のなかでは痛みを感じながらも与えられた教えどおり振る舞えば評価はされるけれどそうでなければいけないと自分に対して命令するようになる、など思い当たることがありすぎます。刺さる人多いんじゃないかな。先日こちらでご紹介した二重被爆者の方にインタビューして書籍化されたのも尹さんのお仕事です。地味だけれど堅実に、大切なことを浮き足立つことなく丁寧に言葉にしていく姿勢を尊敬しています。うちの本棚に尹雄大コーナーがありこれらをKindleで買う気になどなりません。付箋だらけの作品たちは心が折れそうなとき読み返して勝手に満足したりしています。

OTCを取り入れる

20年ぶり採用

むかし知り合いのおばあちゃんが「なんにでも効くから」と恵命我神散を大量にくれて胃腸を整えるだけじゃなく花粉症も治るとかいって薄めてスプレーにしたのまで持たされました(効果はなかった笑)売ってる実店舗も少ないですしいまはamazonなどでも買えるけれど初めて飲むにはまずはお試しからのほうがいいでしょうね。

今回20数年ぶりに飲んでみようと思ったのは漢方クリニックで処方されている補中益気湯の効きがいまいちだったから。そもそも胃腸炎目的ではなく消化力と気を持ち上げる目的で、いまのなんとなく不快感とか空腹感があっても少し食べるとすぐ疲れるみたいなのにはちょっと違うかな⁇とAIに相談しました。するとやはり予想どおりの回答で私の見立てもまちがっていなかったようです。補中益気湯との使いわけガイドまでつくってくれていつでも見返せるようにもしてくれました。これじゃもう医療機関に行かなくても対応できますよね。人の仕事もこうやってなくなっていくんでしょうか。

 

これらの経緯を薬学部でボランティアしているお仲間にはなすと年配者は驚いていました。もちろん深刻な病気相談は然るべきところですべきだけれど受診するまでもない、けれど地味な不快感でQOLが低いからどうにかしたい場合は最適解をもらえるケースもあるということです。ひごろOTC薬をまったく飲まなくなった私も今回は頼りにすることにします。

ボランティアでリハビリ

2週間ぶり復活

腸炎から立ちなおりまだ膝に違和感がありましたが2週間ぶりに薬学部のボランティアに参加しました。いつも歩いて大学まで行きますが健康なときはなんでもない距離も自信がなく、前日はカフェまで歩く練習をしたりそれなりに備えました。帰省も控えていますから疲れすぎると無理になりますしね。

 

生成AIが帰省までの日々をどのようにすごして当日を迎えるのがよいか養生方法など丁寧に指南してくれて助かりました。ちょっとした不調ていどにしか思っていなかったのに、なかなか調子が上向かずかといって受診するほど苦しいわけじゃないという難しい状態でした。無理に食べず消化のよい柔らかいものを頻回食で凌ぎました。ふだんなら手を出さないレトルトお粥とかお惣菜などにずいぶんと助けられましたよ。不調なとき手づくり信仰は手放したほうがよいですね。

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大学へは無事往復して学生さんといっしょに講義を聴きロールプレイング実習もできて自信がつきました。この2週間体力に不安しかなかったんですから。ちょっとした余白を楽しもうとしていたけれど全部流れてしまいそれはそれでよかったんでしょう。帰宅すると今度は同じ大学の歯学部さんからのボランティア参加要請が届いていました。ええ、もちろん参加しますよ。お声がけいただければ役立ちそうなところへ飛んでいきます。

マナー知らずの高齢者

場を読む力がなくなる

腸炎で寝たり起きたりすっかり筋力低下してしまいリハビリ兼ねてカフェでゆったりしてるとあとから入ってきた高齢者が電話で長々喋りだしました。おいおいいつおわるんだよ⁇それいま喋ることかというダラダラした内容を大声でつづけています。たいがい耳が遠くて声が大きいという高齢男性にありがちな生態にいっきにコーヒーがまずくなりました。店員さんも若い子ばかりの時間帯で注意できないのかな。喋るならいったん外へ出るのがマナーなのでは⁇いまどきまだこんな人がいるなんて。指摘されてキレるなら出禁にしていいんじゃないの。

 

ある時期から周囲への意識や気配りがなくなり時代の動向や空気感がわからなくなってくるのはしかたないことです。それがだいたい65歳ぐらいと感じています(人によります)前期高齢者というくくりもおおかたまちがってなさそうです。電話のおっさんは70代半ばすぎとお見受けしました。まわりが指摘しないからOKなわけないだろ。連れのご婦人(おそらく配偶者)はキョロキョロずっと落ち着かなかったですよ。

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ようやくはなしがおわりモーニングを食べはじめて静かになりました。なぜあとからかけ直すとかいえないのかね。静かな時間を楽しみにきてるお客さんも大勢いるのに。そのご私の横の高齢ご夫婦が帰ろうとすると奥の奥様が出づらそうにしています。杖をついているから椅子をよけてとおりやすく介助するとご主人が「老々介護なんですよ」とのこと。かなり感謝されました。「骨折してようやくお店にこれたの」というので「モーニングおいしくてよかったですね」と声がけしました。いずれの高齢者も自分の未来かもしれないですね。