のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧

介護者交流会

広報誌で地元自治体の包括支援センターが、毎月認知症介護者の交流会を開いていることを知りました。病は進行していくのを止められない。なのにデイサービスに通うのを拒む父。終日一緒に過ごすのに息が詰まってきて、誰かに話したいと思うようになりました…

診断後の生活

アルツハイマー認知症と診断されてからは毎月認知症専門外来へ行き、ドクターとお話し、とおりいっぺんの診察をして戴いて28日分のアリセプトと、場合によって精神安定剤を処方されるという生活が始まりました。 この病は進行を遅らせるという方法しかなく、…

二度目の受診

画像が仕上がりドクターから説明を受ける日が来ました。また三人で行って待っているとドクターは画像を見て「うーん、お母様も一緒に聞きましょうか?」と結果を一緒に聞くか、父と私だけで聞くかこちらに任せるような口ぶりでした。母は「怖いけど、ううん…

画像撮影

予約の日、三人で車で40分ほどの場所にある提携病院でまた細かい書類を記入しました。母はもう文字を書くのもおぼつかなく、自分の年齢や私をいくつで産んだのかなどほぼでたらめな記載でしたので、私が正確な内容に書き換えました。 撮影する部屋の中まで付…

初めての受診

年の瀬も押し迫った頃、父が近くの老健併設の認知症外来に予約を取りました。やはり薄々おかしい・・・と感じていたようです。 何より受診する事で「もしかしたら?」「いや違うかも」と逡巡する事から解放されたかったのかもしれないし、はっきり認知症だと…

最初の気付き

2008年夏、生活拠点を大阪から実家のある宮城県に移しました。 それから間もなく、地元の地域包括支援センター主催の認知症講座に両親と3人で参加しました。ちょうど認知症患者の列車事故や介護保険制度の改定、家庭内殺人、無理心中などで「どのような病な…

確信した日

季節は秋から冬になり、親戚に送るお歳暮選びの為両親と三人でショッピングモールへ行きました。二時間ほどの間、父が近くの叔母夫婦宅へ往復する間に手配しておくという手筈でした。 私が「こじゃれた調味料セットにしたらどう?」と提案すると、母は「そん…

はじめまして

アルツハイマー型認知症の母を、遠距離介護しながら過ごす日々を綴っていきます。 連日、無理心中や介護殺人の報道のない日はありません。社会問題でありながら実際直面するまでは他人事です。私もそうでした。ニュースなどで耳にしていても、私にはまだ関係…