のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧

排泄介助、入浴介助

猛暑の帰省中、デイサービスに行かない日の母を3時間おきにトイレに誘導して用を足し後始末をしてズボンを上げるだけでフラフラです。トイレに行きたいと言葉で伝えられなくなってきていたので、こちらが察して連れて行かないとその場で漏らしてしまう。する…

話して、体験してわかること

施設見学のあとスーパーのイートインで介護交流会のメンバー四人でかき氷を食べました。温暖化で東北も例年にない猛暑のうえ、連日の介護手続きやなんやらであまりに濃密なここ数日の疲労を誰かに聞いて欲しかったのです。みんな私よりかなり年上で、既に親…

介護帰省の始まりⅤ

保健福祉センターに着くと、その日は近くに新しくできた介護施設の見学日だったのでロビーで出席者の点呼を取りました。久しぶりに会う介護交流会のメンバーさんや、保健師さんなど知っている顔がいくつも見えます。「久しぶり!」「帰ってきてたの?」など…

介護帰省の始まりⅣ

更にあけて翌日、あの初めての認知症講座で登壇された母の主治医の診察日でした。午前中の予約だったので、また久しぶりに三人で向かいました。たった三年ほど前に毎月受診していた頃とはかなり病状も進み、震災などもあり周辺環境も変化していました。これ…

介護帰省の始まりⅢ

一夜あけて翌日は、昨日対面した若いケアマネージャー二人の家庭訪問でした。今後どのようなケアプランを提供するのか?家族がすることは?など私も聞きたいことが山ほどあるし、母が急速に日常の様々なことがわからなくなっていく不安から早く逃れたくてし…

介護帰省の始まりⅡ

携帯電話屋さんで父のらくらくホンというシニア向け携帯電話と母用のキッズ携帯の契約をして、現金で支払いを済ませてその場で本体を受け取りました。カタログや取説、パンフレットや充電器などの付属品があるのでけっこうな荷物になります。電話番号を付与…

介護帰省のはじまり

母が徘徊で救急搬送されて一命をとりとめてからおよそ一か月後、八月の半ば過ぎに帰省しました。その日が初めてのショートステイ(宿泊の介護サービス)明けで夕方に施設へ迎えに行く段取りだというので、少し早めに到着する新幹線を選びました。その時まで…

徘徊Ⅱ

実は母が救急搬送され無事生還した前後にも徘徊がありました。それも一度や二度ではありません。運よく毎回見つかって保護されたり通報されたりでなんとかなっていたのです。最初の頃は徘徊といっても父の習い事を近くのイオンで買い物しながら待つのが習慣…

徘徊

ヨガを習い始め漢方薬を飲んで、いつも慌ただしく先を急ぐ心身状態をひとまずリセットしてゆったりな日々を楽しんでいたある日父から電話がありました。母が介護施設のデイサービスを週に1日利用し始めて、つい先日祖父母の法事で父方の親族が実家に集まった…

漢方との出会いⅡ

整体やマッサージ、接骨院や整形外科など様々通ってみても、肩甲骨内側にクサビが刺し込まれたような痛みがよくなりません。手が届くのでいつも意識的に揉みほぐしたりしていましたが、硬いピンポン玉のような凝りがなくなりません。仰向けで患部にゴルフボ…

漢方との出会い

以前顔の吹き出物などで漢方薬を処方されたことはありましたが、どういう理屈なのかわからず飲んでいました。説明書きを見ると吹き出物や痒みなどが主訴なのに「脾のはたらきを助ける」とか症状と直接関係なさそうな文言が並んでいて、よくわからないけどき…

座禅会

実家は臨済宗妙心寺派の檀家です。地方の田舎なので分譲墓地を購入するってなに?な感覚がいまだにあります。私は本家で育ったので、先祖代々のお墓も仏壇もすでにあるのが当たり前な環境でした。母の実家も旧家の地主でしたから同じよう感じで、お彼岸やお…

震災その後Ⅳ

慣れないながらも新しい生活や仕事で時間はどんどん流れていきましたが、前年からマッサージや整骨院などに足繁く通うようになり、いつも頸から肩・背中にかけてのしつこい凝り痛みに悩まされていました。ちょうど年齢的な身体変化の時期と環境不適合だった…

震災その後Ⅲ

時間の経過は早く、そうこうするうちにすぐお盆休みになりました。 またゴールデンウィークの時と同じように、継ぎはぎだらけの高速道路を大渋滞のなか帰省しました。毎年ながら猛暑でエアコンで怠くなるし体力がどんどん消耗していきます。 実家に着くと母…

震災その後Ⅱ

連日震災被害の報道ばかり流れていましたが、少しづつライフラインも復旧してきて高速道路や新幹線も再開しました。もうゴールデンウィークでまとまった休みが取れたので帰省することにしました。当て布で継ぎはぎしたようなでこぼこの東北自動車道は、そう…

震災その後

東日本大震災発生から4日間実家の固定電話が通じなくなり、テレビではヘルメットを被った安藤優子さんなどキャスターの人達が、しだいに明らかになってくる被害情報を刻々と伝えています。 道路が寸断され現地入りしようにもヘリしか手段がありません。流通…

初動を逃しその後

翌年私は生活拠点を千葉に移しました。近くに親戚も住む場所でしたが、自分が住むのは初めて。沿線の雰囲気もいまいちわからず、でも都内に出るのはそう不便じゃないな・・・ぐらいの認識でした。買い物するお店や最寄り駅、病院や銀行、郵便局など把握しな…

宮城県沖地震

実家のある宮城県はもともと地震の多い土地で、何年かごとに大小さまざまな地震が起きていました。小5の6月のある日、友達の家で一緒に宿題をしていました。おそらくP波と呼ばれる最初の揺れで廊下のガラス窓が急にガタガタしだして「夕方になって風が強…

芸能人の壮絶介護という番組

よその家庭がどんな介護をしているか、テレビでやっているとつい見てしまいます。そもそも一人一人の置かれた状況が異なるし、介護する側される側の心情や関係性もそれぞれなのに、取り敢えず見て貰えるようになのか「壮絶」というタイトルを安易に使いがち…

介護者交流会の行事など

毎月参加するうちに仲良く話せる人もでてきて、町のバザーに出すものを各家庭から持ち寄って値札つけをしたり、伝統行事「芋煮会」に参加していたら地元テレビにインタビューされたり(放映は見れませんでした)施設入所にいくらかかるのか勉強会をしたり、…

アロマセラピーとの出会い

介護者交流会に毎月通うようになって、社会福祉士のMさんがある月のテーマを「アロマハンドマッサージにしましょう」と企画してくれました。聞いたことはありましたし、その昔入門編としてラベンダーの精油とテラコッタのお皿を買ったことはありました。で…

お花見交流会

当日出掛ける際母に「今日はお花見交流会だから」と言うと「あら、お年寄りのボランティアに行くの?」と頓珍漢な質問をされました。 すぐ近くの保健センターに集合してお弁当代一人500円づつ支払ってから、それぞれの車に乗り合わせて地域の桜の名所に出発…