のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

2018-03-01から1ヶ月間の記事一覧

被介護者を人前で怒鳴るのはやめましょう

よくいるんですよね、大勢の前で恥をかかせるような言動をとる人って。 ウチの父もそういうところがありましたが、そもそもなんであなたの思惑通りに動くと勘違いしてるんですかって話です。 何十年連れ添っても所詮は他人なんですよ。思い通りになるはずな…

頭がはっきりしているうちの決断

先日友人とお喋りしていて双方の親の介護がテーマになりました。 アラフィーで親御さんになんの心配もない人はいないでしょう。もしくはすでに介護を卒業しているかでしょう。 友人は親御さんの介護等級が上がったことでショートステイとデイサービスの割合…

病識を失うと周辺症状が治まる

認知症の初期は本人もどこかおかしいな?と自覚があるものなんですよ。 だから必死でなにかを探そうとしたり、大事なものを奥へ奥へ隠したり、黄昏時にソワソワして実家へ帰ろうとするんですね。本人も不安なんです。 でも家族関係があまりうまくいっていな…

昔の記憶は鮮明で10分前のことは覚えていない

これがすべてじゃないですけどね、アルツハイマー型認知症の人の特徴です。私の実体験でもそう思います。 特に苦労した、嫌だった記憶が鮮明で、同じぐらい楽しく幸せなこともあったはずなのにそちらはあまり残っていないようでした。 嫌な話を何度も何年も…

それは杞憂ではないのか

これまでの慣れた状況が介護や病気などで一変すると、もうこの世の終わりぐらいの落ち込み方をしてしまいます。 私は先回りして心配する癖があって、もともと対応策の持ち合わせが少なく柔軟性にも欠けるので不安になりやすいのです。 取り越し苦労ともいう…

やるやる詐欺

なにかをいっしょに決めて進めていくときに「こう考えていてこうするつもりです」といわれたら、私はその言葉を信じます。 しかしその場のノリかリップサービスなのか、案外つもりなだけでやらない人っているんですね。 以前、親族の相続のときにそういう人…

早めに若い人に託そう

自分で死期を悟っても周りに打ち明けるかどうかはその人次第です。 いわれたほうも「え、なにいってるの?」という対応しかできないでしょうけれど、もしなんとなく予感があるなら面倒そうなことは前倒しでお子さんなどに引き継いでおきましょう。 あまり長…

デュアルライフと地元のつながり

ピアノ教室の大家さんをしているのですが、レッスン日に在宅していると生徒さんの保護者さんとお喋りする機会があります。 先日はお子さんが部活でバレーボールをやっているとの話から私の同級生の話題になり、なんとその同級生からバレーを教わっているのだ…

遺影を飾るだけで一苦労

父の遺影をずっとスタンドに立てかけていましたが、お彼岸だし重い腰をあげてなげしに飾ることにしました。 曽祖母の代から飾っていたのですが、額縁に金具をつけて紐を通し額縁受けで写真を支える作業が思いのほか手間でした。 なにごともやってみて初めて…

糖は湿をためやすい

漢方薬局で体質診断してもらうと、だいたい水滞(すいたい)という水はけの悪さを指摘されます。 身体のなかで水が滞っている。 水が上手く身体の中を巡らず、どこかに詰まりがある。 原因は気虚(ききょ)という気(エネルギー)不足からきているそうです。 元気…

いつも省エネモード

本当に大事な時にコミットしたいので日頃は消費電力を最小限にしています。つまりダラダラ何もせず過ごしている時間が長いのです。 新幹線移動は楽しい旅行やお出掛けならウキウキしますが、介護帰省となると前もっての段取りや根回し、こまめな連絡をしてお…

なくなっても気づかないじゃん

ゴミだらけの実家で途方にくれて、もういるいらないの判断をやめることにしました。 考えながらの仕分けがことのほか消耗するので、例え新品でしまいこまれていた使えるものでも躊躇なく捨てていくと、父が勝手にゴミ袋から出して元の場所に戻します。 私が…

認知症の診断でこの世の終わりかと思った

良いイメージはないですからね。どんなに対応策がありますよ、と言われても治らないことには変わらないですからね。絶望的な気持ちしかありませんでした。 頭で理解するのと腑に落ちるのとはまるで違います。肚でわからないとジタバタ足掻いてしまいます。 …

収納用品を買うより持ち物を減らそうよ

実家の片付けで難儀したのが1000着に及ぶ衣類の始末よりなにより、それらが収納されていたクローゼットやカラーボックス、衣装ケースの類の処分でした。 無自覚にどんどん容れ物を増やした結果、いずれ処分することを考えるのも嫌になり身体も動かなくなり、…

葬儀代以外の費用に関して

すでに墓石があるので新しい戒名を刻むだけで済むのですが、刻むのと納骨でお墓を開けてもらうので40000円+税。 位牌は素材によって金額が異なりますが祖父のと同じ黒檀のにしたので21000円税込(戒名はレーザーで掘ります) もし墓地や仏壇がなかったら敷地…

どんな形で願いが叶うかわからない

いつも心配ばかりして自分のことを二の次にしていた母は、本当は手放しで愛されたいとか役割から解放されたいとか思っていたはずです。 更年期前後の心身共に揺らぐ時期から介護がスタートし、恨みつらみや愚痴が多くなり私を無料の愚痴箱にしていました。 …

病院食堂での光景

去年の秋から機能性ディスペプシアという、特に理由もなくストレスなどでみぞおちが痛む症状で通院しています。 食べたくても痛くて食べられないのでみるみる痩せてげっそりしました。 母の遠距離介護にくわえて父の認知症グレーゾーン診断のショックで心身…

花を愛でる気持ちも忘れていた

介護に必死だと視点を変えるゆとりすらなく、祖父が丹精込めていた樹木も負担でいずれ処分してしまおうと考えていました。 しかし父の突然死と母の入所で状況は一変し、もともとあった庭の草花に意識が向くようになりました。 日頃は近くに暮らす叔母夫婦が…

段取りだけで疲れてしまう

遠距離介護とひとくちにいっても、離れて暮らす老いた親と自分には距離にも気持ちにも温度差があります。 こちらの体調や都合も考慮してせっかく新幹線でいっても、山のような雑務や片付けがいっこうに終わらずむしろ仕事が増えていたりします。 そう、シー…

孫オタに孫子の兵法を学ぶII

シリーズものの孫子の兵法勉強会にまた参加しました。孫オタからじっくりと教わるのは、小難しい書籍にいきなり飛びつくより入りやすいと思います。(単に読むのが面倒だから) なによりオタクな講師の人柄が素晴らしく、オタクであることを堂々と公言しかつ爽…

意識せず1日6000歩

わざわざ時間を作って運動したりジムやスタジオに通う心のゆとりがありません。 いつも漢方のドクターに「よく歩いて、せめて6000歩ね、腹八分目でストレスを溜めないで」と至極当たり前のことを繰り返しいわれ続けていました。 ご丁寧に歩数を測るアプリま…

エッセイ講座で様々な人生を垣間みる

私より先輩の方々ばかりのエッセイ講座を受講しました。 毎回テーマに沿った課題を提出するのですが、その日は「家族」というお題でした。 選ばれた作品を書き手みずから朗読するというスタイルです。 ある方は男の子ばかり3人の家庭で、娘さんのいるお宅の…

花粉症で釈迦に説法

この時期の話題といえばやはり花粉症ですね。 多くの人が辛い症状に悩んでいます。数年前まで私もその1人でした。 ということは今は治ったのか? はい、そうです。ほぼ治りました。 ではどうやって? 私がしたのはグルテンフリー生活です。 即効性はなく実感…

電話恐怖症

ケアマネもしくは介護施設からの電話がいい知らせなことはほぼありません。 しかしあちらもお仕事ですから、利用者様の容態に変化があれば連絡するのは義務です。 父が自宅で倒れていたとき、ちょうどいつもお互いにメールしあう時間帯に母の施設から電話が…

是非経験してほしい湯灌(ゆかん)

故人の湯灌(ゆかん)経験のある方はどのぐらいいるんでしょうか。 私はなんどかその場に立ち会って旅立ちのお手伝いをしました。 地方だからか身内だからかわかりませんが、都会では風習そのものがないところもあるようですね。 魂の抜けたご遺体を綺麗に洗っ…

通信回線が面倒な件

実家の固定回線が2つありました。 祖父母が亡くなって1つは放置しているうちに権利消滅していました。試しにかけてみるとどこかの企業のFAXになっていました。 残った1つは母名義です。あとから引いたネット回線は父名義で契約していました。 父なきあと…

3月の介護帰省総括

出掛ける前日から春一番が吹く大荒れの予報でした。 あ〜平日じゃないと役所や金融機関回りができないし困ったな。今回は見送って別の用事をこなすか。と思っていたら朝には風も止み、電車は比較的空いていて新幹線の遅れもなし。 実家に到着すると案の定車…

帰省時のランチ問題

実家の片付けやケアマネさんとの打ち合わせ、通院付き添いで疲れていますから料理する気力は残っていません。 父が元気な頃は、父の同級生のお店や私が小学生の頃から通うお店の出前をとったりお弁当を買ったりしていました。 ヒルナンデスを見ながらたわい…

こんな日がくるとは夢にも思わなかった

またピアノ教室ネタですが、すでにお子様を通わせているお母様の紹介で新規入会してくださる方がいました。 新任の担当メンズは講師さんと管理会社のあいだを上手く連携させながら、離れて暮らす私にマメな連絡をくれます。 私がレッスン日に在宅していない…

いつでも帰れる場所がある

長年遠距離介護をやっていて、いつもいいことばかりではありませんでした。 親の受診や地域の行事に合わせて予定を組むので、自分のしたいことを諦めざるをえない事が何度となくありました。 言い訳ではなく「タイミングが合わなかった」と思うよりありませ…