のぞみのデュアルライフ(遠距離介護とゴミ屋敷問題)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ

仏教と私

終活年賀状

前倒しの身じまいはもちろん年賀状も含まれます。 この数年めっきり出すことも出す意欲もありませんから、ズルズル付き合いで書くのはもうやめようと思っています。 ちょうど2年連続で不幸があり喪中ハガキを出したのを区切りにやめる決断をしました。 親戚…

失って初めて気づく当たり前じゃない普通

母の介護が始まるまで自分も家族も健康なことが当たり前で感謝するなどほぼありませんでした。 だから些細なことで不満を感じ思い通りにならならいことに苛立っていました。 しかし母が認知症を発症しこれまでできていたことが介助なしでできなくなったこと…

病気だからこうなったのか、こうだから病気になったのか

実家は足の踏み場もないゴミ屋敷でした。 ほとんどがもう役目を終えた、もしくは使うタイミングを逃したものばかりで、使えるかもしれないなどと取っておくことが更なる魔窟を生み出す引き金になっていました。 地域のバザーで食器洗剤の詰め替えやその他も…

平成最後の日にお墓まいり

元号改正を狙ったわけじゃないんですがね、気掛かりを少しでも減らしておきたい気持ちはいつもあります。 平成最後の日、しばらくお参りに行けていなかった尼崎のお墓に行きました。 阪急園田駅からほど近いその墓地は公営で様々な宗派のお墓が入り混じって…

認知症の親に手を上げたくなったらどうする

認知症の初期段階はふつうと変わらず、たまに物忘れや同じ質問をなんどもしたり鬱陶しいていどです。 歳を重ねれば誰だってそうなるんだしあまり気にしてもね、なんて放置してたらまさかの認知症だった。なんてよくあるパターンです。 初期は本人も病識があ…

昔の勤務先を言わずに人付き合いできますか

よく初めましての集まりに行くと、聞かれる前から昔の勤務先や出身大学を名乗る人がいます。ほとんどが中高年の男性です。 あれ、無自覚なんでしょうね。 というよりそういうコミュニティにしか身を置いてないんでしょうね。 リタイアしたらもう関係ないじゃ…

気分が安定しているとメリットがたくさん

不機嫌や苛立ちはすぐ相手に伝わってしまいます。 時間に追われゆとりなく暮らしていれば待たされることが許せなくなります。 私のことなんですがね。 なにか手続きするのも介護者というのは並行でさまざまな窓口へいくことが多いですから、一箇所で意味なく…

施設入所は見捨てたのとは違うよ

在宅でつきっきりでお世話することを介護だと勘違いまたは思い違いしている人が多々います。 特に年配のケアラー(介護者)に。 介護者だってふつうの人ですから自分の用事や仕事、通院、趣味や気晴らしがあります。 それらをすべて控えて介護だけに専念するな…

納棺されたご遺体の耳は聞こえてると思う

逮夜(たいや)とか夜伽(よとぎ)などといって納棺されたご遺体と葬儀までのわずかな時間を一緒に過ごす機会があります。 私は両親のときそれぞれ何年かぶりで添い寝しました。 本当に良い経験をさせてもらいました。 隣で眠る父も母もひとことも話してくれませ…

立ち居振る舞いと心情はリンクする

穏やかな立ち居振る舞いができているときはおそらく心も落ち着いているでしょう。 苛立ったり怒り心頭だったりするときに乱暴にドアを閉めたりモノに当たったりする経験は誰しもあるはずです。 立ち居振る舞いはそのときの心のあり方を反映しています。 私は…

檀家さんの気づかいとご先祖様との一体感

実家は臨済宗寺院の檀家で先祖代々が祀られています。 よそのお宅のお参りをしたときささやかな供物やお花をあげるのですが、誰がきたのかわかるよう名刺や名前のハンコを押したカードを置いていく習わしがあります。 今回のお彼岸も私より先に檀家仲間のMさ…

車内誌を見て閃いたから弾丸トラベル

JR東日本の新幹線を利用する方なら誰でも知っているトランヴェールという車内誌が座席の背中に入ってます。 毎月新幹線で介護帰省するようになって以来、その月の特集をパラパラめくっては旅行に出掛ける心のゆとりなんかないなぁと冷めた感覚で眺めていまし…

利他は巡るもの

やはり世界は繋がっていますからね、って突然スピリチュアルなはなしをするわけじゃなく自因自果というほうがわかりやすいのかな。 利他の心は大袈裟なことじゃなくごく些細な、そこが痒かったのよ〜みたいなことに気づける感覚かもしれません。 以前書きま…

お墓参りだけが供養じゃない

亡き人の足跡を辿る小さな旅。 たとえば暮らしていた場所、行きつけのお店、所属コミュニティへ行ってみる、お付き合いのあった人に直接会ってはなす。 これらは形式的なお墓参りや法要などよりよほど供養になると思います。 現実的には難しいですけれどね。…

葬儀の流れおまとめ(宮城県版)III

法事会食が済めばひとまず葬儀はおわりですが、すぐ四十九日と納骨の手配に取り掛かります。 うちの場合は同日に行いましたが、わずか1年のあいだに両親が相次いで亡くなったため父の一周忌法要と母の四十九日・納骨を一緒にすることになりました。 えええっ…

葬儀の流れおまとめ(宮城県版)II

宮城県は火葬が先でそのあとが葬儀です。ここはよその地域とは異なるようです。 お通夜の翌朝8時頃に葬祭ホールを出発し火葬場で喪主挨拶と読経してから火入れします。(火葬時刻は打ち合わせのさい葬儀社さんがスマホから予約を入れてくれます) 2時間ほどの…

葬儀の流れおまとめ(宮城県版)

自宅で枕経や納棺を済ませ、お通夜前日までほとけ様と添い寝します。 毎朝お膳とお団子を新しくします(惣菜で充分です。動物性のものは避ける。お団子も冷凍のが売ってます) 葬儀社さんと葬儀のランクや香典返しの品と通夜振る舞いの料理、数、金額など打ち…

葬儀に準備していて助かったこと・もの

遺影 info.dual-life.site まだ両親とも元気な頃に着付けしてもらってスタジオ撮影しました。 今は終活が流行っているようですから撮影も元気なうちに済ませておくと安心できますね。 ヘアメイクや衣装なども楽しんで選べる時代です。 葬儀のとき手頃な写真…

本家、分家が理解できない都会人。お家存続って自由がないの?

いまだに地方の田舎だと本家・分家のはなしになります。 ちなみに私は本家ののんちゃんと呼ばれています。 近くに分家があり両親の兄弟・姉妹よりも親しく頻繁に行き来していて鍵も預けています。 当然おかずをタッパーでやり取りしたり、お返しにどこかのお…

肉体を失ってもその人は存在している

あ、なんかスピリチュアルふうで怪しいけど(笑)これはたびたび実感することなんです。 実家の照明を全部消して出掛けたはずなのに、帰宅すると2階の私の部屋や仏間の灯りがついていたり、あれ、今だれかいるのかな?というような出来事があります。 そんな…

明日生きてると限らないから会いたい人には会っておこう

終戦後、満洲から我が家に引き揚げてきた親戚のおじさんと去年の夏に初めて会いましたが、昨年末亡くなっていました。 info.dual-life.site 父と兄弟同然に育ったのに父が亡くなったことを知らなかった、お墓まいりしてお線香をあげたいとわざわざ連絡をもら…

自然の摂理に沿う生き方が最強ってことか

漢方スクール時代に名前は聞いても中身は理解できなかった「黄帝内経」(こうていだいけい)を漫画で読んでみました。 古代の中国に黄帝という伝説上の帝王がいて、師匠との問答を表したものです。 昔の人は100歳を超えても衰えることはないと聞いたが、なぜ今…

払えない人はどうするんですか?タダじゃ死ねない現実と暗黙知

父のときと同じテーマですが、戒名代が明確になっているうちの檀家寺院は良心的なほうらしいです。 info.dual-life.site 今回母のおなまえも戴いたのですが、葬儀社さんで同じ臨済宗の別の寺院は100万円からという話を聞きました。 払えない人はどうするんで…

孤独死が怖くて急にオトモダチづくりに励む中年

1人で死ぬのが怖いからと、急にこれまでと違うコミュニティに参加して必死にお友達づくりに励む中年が増えているそうです。 いや、誰だって最期は1人でしょうが。 というかどんなに多くの友人・知人・家族に囲まれていても理想とする死に方なんてできないの…

新しい檀家のかたち

Twitterでも盛り上がったのですが現在の檀家制度を負担に感じているのは私だけではないと思います。 以前も書きましたが実家は江戸時代から臨済宗妙心寺派の檀家で私で7代目です。 https://kotobank.jp/word/%E6%AA%80%E5%AE%B6-94886 そもそも檀家とはなん…

仏壇の中が混み合ってきたらこう解決する

江戸時代からのご先祖様たちや去年ことしと立て続けに両親が亡くなったので、仏壇の中がお位牌で混み合ってきました。 一定人数まではくりだし牌に収まっていますが、入りきらないものをどうするか葬儀社さんに相談しました。 もうひとつくりだし牌を買って…

お看取りの寝巻きはどうされますか?

病棟ナースが今はさらっと聞くんですね。 いずれにせよ旅立ちの衣裳というのはあるのだから、普段の寝巻きやパジャマでいいですと答えました。 なんだか命のカウントダウンみたいで嫌ですが現実は動いていますからね。 いつものパジャマ姿のままいっしょに帰…

四十九日と納骨と一周忌法要

一年のあいだに相次いで両親が亡くなり二回喪主を務めました。 父の突然死から10ヶ月、ようやく相続手続きが済んだのを待っていたように認知症の母の容態が急変しました。 なんだか状況が掴めないまま次々やってくる事務処理に忙殺され、なんども実家を往復…

遺体ホテル 多死社会の現実

都市部では葬儀待ちのご遺体の安置所が不足しています。 集合住宅が多いでしょうから、病院から寝かせたままで搬送し納棺するスペースはないでしょう。 棺はエレベーターに入りません。 だから病院や施設で亡くなると自宅へ戻らず直葬するケースが殆どなんで…

実親だから介護できるとは限らない

同居や通いで親の介護をしている人を「偉いわね〜、よかったわね○○さん(親の名前)」というのは取り敢えずの社交辞令ですからね、本気にしないほうがいいですよ。 私だっていいますもん(笑) それぞれのケアラー(介護者)の抱える闇が案外深くて、ちょっと喋…