のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

転倒対策

二週間前に、オムツ替えをしている時にバランスを崩した母がダイニングで転倒し、頭や腰を打って音も大きくてびっくりした父は、自分の介護方法に自信をなくしていました。

 

なのでいつも17時過ぎにくるメールが遅くて心配だったので、電話をしてみました。高齢者の場合「便りがないのは悪い便り」なことが多く(忘れていただけのこともあります)以前も、翌朝まで連絡取らずにいたら、父が転倒して大怪我していました。

 

必要以上に心配することはありませんが、例え転倒してもその場にガラクタ家具がなければたいしたことなく済むと考え、母の担架を出せなかった事例も踏まえ徹底的に断捨離したのでした。

 

これまで暖かいダイニングキッチンで就寝前のオムツ替えまでやってしまって寝室へ連れていき、そのまま寝かせるのが双方楽なのでそのようにしていました。

 

しかしきちんと掴まれる場所がなくて、母もバランスを崩しやすかったのです。そのタイミングで転倒して自ら教えてくれたようです。幸い擦り傷だけだったので、デイサービスのスタッフさんやナースに事情を話して様子を日々見てもらいました。

 

前回、腰椎にヒビが入った時のような不機嫌や不自然な歩行もなく身体は無事だったので、室内の安全対策を考えました。

 

月曜日の朝、ケアマネさんとの打ち合わせだったので福祉用具の相談をしました。しかし母はもう介護保険の限度額を超えていて(お金がもったいないとかじゃなく)手摺りを取りつけたほうがいいという結論になりました。

 

ちょうど脱衣室のストーブを頼んだ業者さんが、リフォームもお願いしているので取り寄せしてもらいました。

 

実は去年リフォームしたばかりの壁に傷や穴がつくのが嫌だったのですが、浴室の手摺りと同じ、ドアや家具とも調和する違和感のない、かつ介護者の動線を邪魔しない手摺りが今日つきました。

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母も掴まって気にいったようでなによりでした。

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絶妙なタイミングで物事が進んでいくのを、不思議な気持ちで見守りました。