福岡空港から田川郡のお友達のおうちへおよそ一時間半。九州特有の景色を見ながらの道のりでした。10月ぐらいの暖かさで、イチョウはまだまだ元気な黄色で、紅葉も散っていません。常緑樹が多いのか山は青々としています。
麻生さんのセメント会社や炭鉱産業時代の面影のある資料館などを横目に、源じいの里で昼食を戴き、3年ほど前にできた道の駅おうとう桜街道を案内されました。
実は私は出発の二日前ぐらいから気をつけていたのに喉風邪で、このままだと発熱パターンでキャンセルかな・・・と不安でしたが、なんとか喉の腫れは治まり次に咳き込みが始まりました。
いずれにせよ万全でなかったので、ここの薬石風呂で芯から身体を温めることにしました。薬石風呂は六日町温泉で体験してなかなかよかったのでした。
じゃりじゃりの石が敷かれた区画に寝て、いつも冷えて痛い肩甲骨回りをじっく温めて、かなり旅の疲れも癒されました。昔と違ってLCCの狭い座席に1時間半ほど座ってるのも苦痛になってきました(笑)
すごく離れた土地に来ているのに、人も穏やかでなんだか故郷のように懐かしくて不思議な場所でした。
夜は田川の中華料理屋さんでご馳走になりました。初日は磁場が狂って眠れず、明方まで寝返りばかり打っていたのに、二日目はまるで昔から知った場所で食事会をしているような不思議な気分でした。
急遽決まって駆け足の旅でしたが、LCCは預け入れ荷物が有料なことや、整備不良で飛ばないこともあるなど色々勉強になりました。やはり体験してみなければわかりませんよね。
帰りのピーチ航空のチケットなんてレシートですからね。これでホントに大丈夫なの?と不安になりましたが、無事戻ってこれました。
一度に欲張らず、少しづつ九州を楽しんでいこうと思います。知らないことばかりですから。