祖父母が暮らしていた平家を解体することになりました。
コミュニティカフェとかケアラーズカフェとか、地域に貢献できる場にしたかったのですが、管理運営が現実的ではありません。
放置によって小動物の住処になったり、漏電、失火、水道管の凍結、倒壊などのリスクを抱えることになります。
長年エクステリアをお願いしている業者さんに施工してもらうにあたり、解体の届け出を役所に提出→認可をもらって初めて着工の流れです。
祖父母が使っていたNTTの加入権は10年以上経過して権利失効していました。しかしもう1つ回線がきていたので移動するのにまた申請→許可。
ガスと電気は連絡して、水道は専門業者さんに止めてもらって更地にして火災保険も解約です。
司法書士さんに書類作成してもらうと法務局の職員が現場を確認しにきました。すると既に解体されていた明治時代の家屋が抹消されていません。
課税対象ではなかったのですが、長年自治体の税務課と法務局の連携がなかったのです。
実在しない建物が登記されている
相続などで発覚するケースも多いかと思います。空き家所有されている方は、ちょっと確認してみるとよいかもしれません。親だって知らないことがたくさんあるのです。
ちなみに登記抹消費用は3棟で約14万円でした。解体費用プラスアルファの思わぬ出費でした。