のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

認知症の初期は本人も家族も戸惑う

来客があるというので母がコーヒーを出そうとして、自分が日頃使っているカップに醤油の小皿を組み合わせて出そうとしたり、朝食の片付けが済んだらすぐに昼食用の箸をテーブルに並べ始めたり。

 

ペットボトルの蓋が別の調味料に被せてあったり、毎日新しい麺つゆの瓶を開封して、冷蔵庫のポケットにあいたのが7本並んでいたり。

 

午前と午後にボールペンを10本ずつ買ってきて、翌日も同じことを繰り返したり。

 

すぐ使うために、シンクに照り焼きのタレのレトルトを出しておいたら開封して流しに捨てていたり。

 

嫌がらせとしか思えないことを次々やらかしてくれました。

 

ベッドの布団の中にドロドロの靴が片方ずついくつも隠してあったり、クローゼットの中に歯ブラシとコップがしまってあるなど日常茶飯事。

 

そうでなくてもモノだらけのゴミ屋敷では、探し物など不可能。なくなったら二度と出てきません。余裕のない時に狙ったようにやってくれます。

 

本人の混乱に気づいてあげようにも、次々部屋中をメチャクチャにして、そのうえ昼夜逆転で夜に何度もトイレに起きたり、夕方から徘徊して血だらけで発見されたり。

 

介護殺人がたびたびニュースになりますが、私だって明日新聞に載るかもしれません。

 

これがアルツハイマーの現実で、もう昔のしっかりした親ではありません。なのにプライドだけは昔のままで、指摘や注意を受けると激昂したり手を出してきたりします。

 

大概、これでメンタルやられるんですね。