実家近くのショッピングセンターの敷地内に新しくファミレスができました。
これまでいつも慌ただしく買い物の行き帰りに横目で眺めるだけでした。
介護生活は外食に出掛ける時間的、心理的ゆとりがありません。行けないわけではありませんが、出掛けてお喋りが長引いたり、道が混んでいたりを考えると母のお帰り時刻に間に合いません。
なので結局お弁当を買ってきたり出前を頼んだりで済ませ、お昼寝で疲れを取ろうかなという流れになります。
そうすると次第に世間から取り残された感覚になります。
私は自宅に戻れば元どおりの生活で好きなお店へ出掛けられますが、父は相変わらず制約のある生活になります。
今回は母を長めのお泊りにしてもらって時間の余裕ができたので、連日外ランチを楽しみました。
田舎は個人飲食店かフードコートかというぐらい選択肢がない中で、検査病院近くのレストランと近所のファミレスに連日通い、夜は昔から行きつけのお寿司屋さんにも行けました。
当たり前だった事ができなくなり、かなりの根回しや準備をしないとささやかな外食すら叶わなくなる。それが現実です。
帰り時間を気にせずゆっくりできる幸せを再認識できたゴールデンウィークでした。