大事な郵便物を局止めにしてほしいと連絡したら、住民票のあるご家族の委任状が必要ですという判で押したような解答が。
認知症の母は字が書けないし、事情が理解できないし、ずっとお泊りサービスだしどうせえと。
私がいつもいるわけじゃないし、まぁ田舎だから大丈夫だけど、こういうことで何度も電話でやり取りしたり管轄局へ出向いたりしても徒労でしかないのが現実。
まだまだ杓子定規なルールばかりで、認知症で家族に先立たれた人の処遇なんて想定されてない。
今日は父の携帯の解約をして母の福祉用具を回収してもらって固定資産税の残りを支払って、葬儀費用の支払いを済ませました。
出掛けるときは「〇〇の件で出掛けてくるね」
帰宅時「こうだったよ〜」
以前となにも変わらないやり取りをしています。
もちろん返事はありません。
でも見守られてる感がいつもあります。なぜなんだろう。
生活の途中で姿だけが急になくなって、お風呂上がりに着る予定のパジャマや肌着はきちんと準備されていたし、洗濯機の中には脱水終わりの洗濯ものがありました。
冷蔵庫にはデイサービス帰りに母が飲むヤクルトが用意されていて、灯油タンクには次回配達して欲しい日のメッセージが貼り付けてありました。
神隠しなのかなぁ。