父の焼香にピアノ教室の保護者さんが来てくれて初めてきちんとお話する機会がありました。(私は大家さんをしています)
別の保護者さん繋がりでウチの教室を選んでくれたとか、たまたま父が対応した方だったり。
県外に住む夫と別居婚をしているが、自分の親との同居でストレスがあると打ち明けてくれる方がいたり。
近辺の不審者情報から、ご主人が私の中学の先輩らしいとか、すでに親御さんを見送った保護者さんには自分の時はこうでしたよ、などの体験談まで。
保護者さんたちのバックグラウンドを知らずにいたので新鮮な驚きでした。
そして人は喋ってみないことにはわからないと改めてわかりました。
私はあくまでも大家さんなので、保護者さんとのやり取りは講師さんや管理会社さんにお任せしています。私が出しゃばる場面ではないからです。
気分良く楽しく通ってほしい、地域の交差点になりたいとの思いで、介護しながら三和土(たたき)やスリッパを這いつくばって拭いたり(笑)待合の本をイマドキのもので揃えたり工夫してきました。
離れていてもなんとなく地域貢献できてる感じが嬉しかったんですね。
そして今回もなんだか地元民の優しさや安心な空気感に包まれて、仄かに幸せな気分になりました。
これまで自分に与えられた環境を当たり前と思って生きてきました。どうやらそうではなかったようです。