認知症の母に抑肝散を飲ませた間違い、私に処方された加味逍遙散、疎経活血湯の仕組みが知りたくなり漢方スクールに通いました。
遠距離介護に通う日程と調整しながら、できるだけ振り替え受講せずに済むようスケジュールを組みました。
国際中医師から東洋医学の歴史〜陰陽五行説などの解説がありました。
すべては繋がっている。そのバランスで健康が保たれている。目の前の症状だけでなく、何が起因しているのか探るということらしいです。
心も身体も中庸がいいんですね。
それまでは頭痛だからすぐ鎮痛剤。胃もたれなら整腸剤。症状しか見ていませんでした。
私の頭痛の原因は⁉︎視力の悪さ、肩〜頸の凝り、長年の姿勢の悪さ、モノの考え方、今置かれている環境。
そして数年来続く肩甲骨周りの痛み。
転居や介護がスタートした時期と被っています。
原因は一つだけではありません。そこをていねいに紐解いていく作業が必要でした。
しかし、この後の予定や翌日の外せない用事など考えるとたっぷりの時間を要するカウンセリングを受ける機会はなかなかありません。
同じクラスにモデルのアンミカさんがいました。
方剤学の実習でご一緒させてもらいました。
日頃、目にする機会のない蝉の抜け殻やロバの皮など生薬のサンプルを手にしたり、大人の学びはとても楽しい時間でした。