高齢者世帯の空き家を学生に提供する取り組みが広がっています。日本だけでなく中国の武漢市でも。
http://www.nhk.or.jp/shutoken/sp/ohayo/report/20170526.html
高齢者は親を見送り子供達が巣立ち、配偶者に先立たれなにかと不安で寂しかったりします。
一人で判断できないことも多くなり、ちょっとしたお喋りで気晴らしできることも深刻に捉えてこじらせるケースもあります。
友人が多く地域コミュニティに支えられていた私の父でさえそうでしたから、そもそも友達が少なく雑談相手すらいない独居老人ともなると手詰まり感が出てきます。
子供たちは遠方に嫁いでいたり、関係性がよくなかったりで寂しいなどと口にするのも憚られるのかもしれません。
小さい頃はお小遣い欲しさに立ち寄った孫も、大きくなると見向きもしません。
そこで大学生にホームシェアという動きです。わかりますね、他人だからこそ一線を引きかつ無料ではないからちょうどいい具合の付き合いになるのかもしれません。
今の若い人たちは祖父母との同居経験もあまりないでしょうから、老人とはどういうものかわからないのでしょう。双方にとって新鮮ですね。
広いマイホームと触れ合いを持て余す単身高齢者に若者という構図。なかなかいいですね。
50歳も年齢が離れていたら、日頃の接点はなかなかないでしょうし昔と今の文化の違いをお互いに学べて面白そうです。
私がこの取り組みに喰いつき気味なのは、いずれ自分がそうしたいからに他なりません(笑)