今は大手さんも配食サービスに参入していて高齢になっても家で温かい食事を楽しめます。
配達頻度や料金は個々に調べて下さいね。
実家は地方の田舎で、まだそういったサービス網が行き渡っていなくて地区の社会福祉協議会さんの昼食配達を週3回利用していました。
母は昼間デイサービスに行っていて、1人でいる父の昼食はつい疎かになります。
共働きで料理ができるうえ苦にならない人でしたが、三食作って母に食べさせるのは疲れます。
昼も週3回だけでは少ないかな?と思っていましたが、在宅で受け取る手間など考えるとちょうどよかったかもしれません。(安否確認サービスとセットでした)
夕飯ももう少し楽になれたら、と思い地元生協さんのカタログを取り寄せました。
サービス利用者がまだ少なくふいな予定変更に対応しかねる部分もあり断念しました。
食は生きるための基本ですが置かれた環境によって格差があります。
夕食1つだけでも温かいものを届けてもらえる都会のサービスは変更にも柔軟に対応してもらえます。
帰省のたび目先の変わったものを食べさせたくて、出前を頼んだり日頃行かないお店で買ってきたり、余力があれば何品か作ったりしましたがそれだけでヘトヘトでした。
食後の片付けと母の歯磨き、清拭やオムツ替えまで済ませてようやくその日が終わり、翌朝デイサービスに送り出す前に着替え、朝食など一連の介助が続きます。
そんな中、品数の多いバランスの取れた食事がいかに生きる力になるか。
見た目も美味しそうな食事は楽しみにもなります。
料理のできない苦手な介護者だっているのですから地域包括なり保健福祉課なり、もう少し「食」をサポートする施策を打ち出してほしいものです。