のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

家に砂糖がないといったら驚かれた

先月の漢方講座で気血水(きけつすい)のお話に触れました。

 

水滞(すいたい)=(体内の水の滞り)が花粉症の原因といわれていて糖と湿(水)は仲良しですよ。湿が水滞に繋がりますよ。少し糖を減らしてみましょうねと提案しました。

 

私自身30代は酷い花粉症に悩まされ、夜は咳き込んで眠れない昼間は涙と鼻水と頭重感でぼんやりという毎日でした。

 

秋もブタクサなどに反応し、結局一年のうち反応しない時期は梅雨時、真夏、真冬だけという状態でした。

 

当時の食生活は毎食後甘いおやつとコーヒーで〆る、カフェ・スウィーツ・パン屋さん巡り、パスタ粉もん大好きでした。

 

湿溜め放題。

 

小麦粉が悪さすることも知らずにいましたから、食べると更に食べたくなる。もっとほしくなるの繰り返し。袋菓子を常備していないと不安になるほどでした。

 

そんな私が変わったのは、まだグルテンフリーなどの言葉もない頃、和食がアレルギー卒業の鍵という誰が書いたかも忘れた記事を読んでからです。

 

取り敢えずやってみて、毎年混んでる耳鼻科へ行くのはやめたいという思いしかありませんでした。

 

急にはできませんでしたが、まずは毎食後のスウィーツを減らしつつパスタやピザを食べるのをやめました。

 

数年かかって花粉症の症状はほぼなくなりました。

 

食生活も和食にシフトしていき炒め物を作ることも殆どなくなりました。家から砂糖が姿を消したのもその頃です。

 

受講生さんに「砂糖の代わりは蜂蜜ですか?」と聞かれましたが蜂蜜もありません。いつのまにか料理に甘みを必要としなくなっていました。

 

砂糖や小麦粉を全否定しているわけではないですよ。今もケーキや点心が好きですから。

 

たまに食べると本当に美味しく味わえるので、味覚が敏感になるという思いがけないオマケがついてきました。