パート・アルバイト・派遣などでも労基法が適用されることを知らない労働者及び使用者が未だ多いようですね。
学生アルバイトで無理なシフトを組まれても「大人のいうことだから正しい」なんて思いがちかも。
まして知識があって権利を主張したとしても受け入れてもらえなさそうだし、そんな手間暇かけるよりもっと割りのいい仕事を見つけるほうがいいですし。
雇用側も知ってか知らずか若者を使い倒すようなことを平気でしているケースもあるようです。
私の見聞きしたものでは正社員の試用期間中に社会保険の加入をさせない中小企業があり、知識のない人たちはそれに甘んじていました。
途中で通院が必要になったらどうするの?(健康保険と厚生年金はセットでしょ)
以前の勤務先では時間外労働を10時間以下に抑える通達があり、実際は皆んなオーバーワークのうえ定刻で帰りづらい雰囲気がありました。
用もないのにいるより、早く帰ってプライベートを充実させるほうがリフレッシュできると思うのですが。
狭い人間関係の価値基準だけで生きていると安心かもしれませんが私なら息が詰まります。
はるか昔ユニオンショップ制の企業に勤務していて、それ以外の労組に加入している従業員は同期入社と同じような昇進も昇給もありませんでした。
ユニオンショップの組合専従になると数年後飛び級で役職が上がる仕組みでした。
昨日まで同じ立場だったのに。
今はどうなんでしょうね。
働き方改革といわれていますが滅私奉公のような考え方はもうやめましょうよ。
そして社会人になる前に36条協定を含めた労働者の権利を学ぶ機会を自分から求めましょう。