実家がゴミ屋敷のまま東日本大震災で被災したので、そこから片付けスイッチが入りました。
なんじゅう年も溜め込まれたモノを出すだけで疲労困憊。毎月新幹線で通い介護と並行しながら4年の歳月を費やしました。
ライフスタイルが変化したのに昭和の価値観のまま年齢を重ねた親を説き伏せるのに一苦労。
魔窟からわけのわからない生活用品を引っ張り出すだけでヘロヘロ。
田舎のリサイクル屋さんは電話一本ですぐ来てくれないうえ、処分費用がもったいないからと自治体の業者さんを頼めとか文句と執着タラタラ。
引き取り日まで滞在できず千葉へ戻ると、勝手にキャンセルされて元の場所に戻されてるとか日常茶飯事。
あげく母が救急車を呼んでもゴミ屋敷すぎて担架を出せず、裏窓から搬出する始末。
救急隊員さんの前であれは本当に恥ずかしかった。
家も庭も広いのになんで搬送できないの⁇っていう。
無駄な葛藤で多くの時間をロスしましたが、バリアフリー改修までこぎつけ、車椅子で室内移動できるようになりました。
しかし我がことはいつも後回し。疲れて片付けもできていなかったので今朝、高い場所にしまっていた食器を処分しました。
少しだけスッキリしました。