先週のクラシックギターの演奏会にまた行きたいなぁと思い、8月にライブをする会場の見学に行きました。
近くにこんな素敵なスタジオがあったなんてこれまで知りませんでした。
下見に訪れた日の数日後、たまたま生徒さんの発表会があるというので聴きに行きました。
するとそこは後期高齢者?とおぼしき人々のコミュニティで、きちんとプログラムもありそれぞれが練習の成果を先生の伴奏で披露するというものでした。
なんて上品なシニアたちなの‼︎
いやね、別に日頃の自分の環境が下品でやさぐれてるとかそれが良い悪いとかのジャッジはしませんよ。
しかし舞台用のドレスまたはスーツに身を包んだ人生の先輩方が、損得とかそういうのを超えてただ好きだから楽しむ姿がとても素敵だったのです。
そういう姿をみると、半世紀生きたぐらいで疲れている自分など本当にまだまだなんだと思えたのです。
生徒さんたちも思いがけないギャラリーの参加に驚いていました。あまり外に向けた告知をしていないようで、お友達やご家族ぐらいしか聴きにこないようでした。
急に第三者のまえで歌うなんて緊張するでしょうけれど、いい刺激なのではないかと思います。
お世辞にも上手いとはいえませんが、高齢でもカンツォーネを歌いたい、歌えるようになろう‼︎という心意気を眩しく感じました。
けして特別な人たちなわけではないでしょう。
たまたま都会の恵まれた環境で意識が高いというのもあるかもしれません。
でもこのスタジオを見つけて習いにくる決意は自らするよりないわけで、やはり行動力の有無なのでしょう。
カンツォーネか先生の演奏で好きな曲を歌うか、ちょっと興味を持ってしまった自分がいます。
実は学生時代合唱部だったことは黙っておこうと思います(笑)