若い頃から左膝の斜め上に薄い血管が透けてみえていました。
いつもは肩甲骨の角の膏肓(こうこう)とみぞおちの痛みで鍼灸治療を受けていますが、ある日ドクターが膝の血管に気づきました。
「瘀血おけつ(血液の詰まり)がありますね」
え、これも瘀血なんだ⁉︎
肩甲骨周りのは明らかに瘀血の自覚がありましたが、これもそうだったなんて。
梁丘(りょうきゅう)というツボで胃腸の不快感に効果のある場所です。
なんだ、ずっと前から胃腸の弱さのサインが出ていたんだ。知らなかった。
さっそく吸い玉で瘀血を出してもらいました。
長い間の詰まりが取れて少し楽になりました。
近頃は相続事務がぎりぎりで振り込み間違いをしたり、その訂正のためまた窓口へ出向いたり、母が食事を完食しているのに体重が減ってきたと施設から連絡があり栄養補助食品を加算するなど、心の休まる日がありませんでした。
心身一如
心と身体は本当につながっています。
心の状態を整えるのがそのまま健康体になると実感しています。逆も然りですね。
帰宅後、おすすめされた棒灸で1時間ほどお腹を温めました。艾(もぐさ)がゆっくり燃えてじんわり温まってきます。
そして今日の漢方講座は鍼灸師さんが受講しにきてくれました。
専門職相手に迂闊な講義だったかもしれないと反省しましたが、以前勉強したことを思い出しましたと感想をいただき非常に励みになりました。
そして私の講座の補足をしていただき、受講生さんにも思いがけないサプライズを喜んでいただけました。
心身ともに落ちていましたが嬉しい出来事に気持ちがあがってきました。