https://que.digital.asahi.com/question/10000727
高齢になると朝の決まった時刻にゴミ出しするのが難しくなります。
予定より遅く回収に来てくれれば助かりますが、わりとぴったりだったりするので間に合わない日もあります。
昨今の細かい分別方法が理解できない高齢者も多いでしょう。
可燃・不燃ぐらいならなんとなくわかっても、ペットボトルのラベルを剥がして飲み口をハサミで切ってとか、ティーバッグのホチキスの針を外すとかね、もう泣きそうになりますよ。
私も自分の住まいと実家の自治体ルールが違ううえに曜日も異なるので介護に通いだしてから最初は混乱していました。
特に不燃ゴミはその週の回収に間に合わないと翌月帰省するまで放置されていたり、あげくもったいないなどといって元の場所に戻されていたりして非常にストレスでした。
目の前のものを直ちに処分したい私とゴミに執着する老人とのいさかい。
2階のサンルームは物置小屋状態になっていてベランダに出ることすらできませんでした。
ボロボロの家具もすべてとってあるので、まず階下へ降ろすだけで一苦労。
大きなものを業者さんに降ろしてもらうには処分代と別料金といわれ、それをまた「もったいない」といって回収を勝手にキャンセルされたり私の苛立ちは極限に達していました。
費用を払っても処分すべきですよ。
そんなゴミをあの世まで持っていくんですかね。
結局リフォームついでに殆どの家具・家財を捨ててしまいました。お陰で母が車椅子になっても室内を遮るものはなくスムーズに介護できました。
高齢になると本当に大事なものと今の立ち位置を判断できなくなります。
自分でわからなければ第三者に判断してもらってもいいかもしれませんね。
そしてゴミ捨てが難しいなら代行サービスを上手く利用して命を守りましょう。