りんご病と診断された母は点滴をしながら施設に帰り、みるみる元気になってきたので安心して帰宅しました。
翌朝、お墓まいりを済ませた私にまた連絡が。
昨日より状態が悪いので、午後受診の予約を繰り上げて今から病院へお連れしますとのこと。
急いで私も駆けつけると呼吸の辛そうな母が運ばれてきました。
主治医が「脳梗塞かもしれないけれど、高齢だから積極的な治療はしないよ。検査はお盆明けにするから」
というので入院して差し当たっての処置をしてもらいました。
自分で痰も出せず苦しそうです。
入院手続きをして午後から再度面会すると、前日の当直医がシフトに入るところで「先生、入院になっちゃった〜」というと急遽CTをすることに。
けっこう融通きくんだ。
機械を立ち上げ結果が出るまで1時間ほど、脳幹に出血があって呼吸などに障害が出ている。いつから出血したかわからない。治療はできない。延命を希望するかなどお話しがありました。
このタイミングですか。
ママは私を待っていたのかな。
案外冷静な自分がいました。
翌朝、司法書士さんと登記の打ち合わせ後面会すると院長からお話しがあり「出血ではなく脳梗塞と思われます」とのことでした。
いずれにせよ治療のできない部分で、はっきりいうと危篤。今は胃瘻は勧めないし本人が苦しまないような処置をしますからという説明でした。