お気に入りのお蕎麦屋さんが千葉にもあり、住宅街の一軒家でまさにほんとの隠れ家。
いつもは連絡してから向かうのですが、早い時間帯だったので近くまで行ってから電話しようと家を出ました。
お店のそばの小さな神社へ行くと氏子さんたちが明日のお祭りの準備をしていました。
なんて愕然。
「夕方から集会があるけどあなたも来ますか?」
と誘われましたがそれは無理です(笑)
そこから大きな神社へ行き、年配のご夫婦に「よく来られるの?」と訊ねられたのでお蕎麦屋さんのくだりを説明し電話番号まで教えて差し上げました。
時間調整で寄った◯ルエツでまたお会いしたので、お店の場所をご案内しましたが休みでした。
定休日じゃないのにどうしたのかな?
電話も出ません。
せっかくなので、いつも通りすぎる雑貨屋さんのご主人に聞くとオーナーは先日亡くなったと教わりました。
えええっ‼︎
私が密かに日本一美味しいと思っているお店だったのに。しかもオーナーはまだお若かったのに。
もう二度とあのお蕎麦を食べられないと思うと残念すぎて言葉になりません。
遠距離介護のあいまに楽しみを与えてくれるお気に入りのお店でした。
代わりといってはなんですが立ち寄った雑貨屋さんのご主人が、あまり発信していないけれど動物保護活動を熱心にしていることを知りました。
お店は大きなプードルが接客担当で、急に吠えられ一瞬たじろぎましたが、もともと犬が好きですぐに慣れました。
犬も猫も皆んなネグレクトや遺棄された子たちで、わざわざ宣伝してないけれど好きで保護活動をしているということでした。
そしてお話も面白く、お店は不思議と波長の合う人ばかりが吸い寄せられてくるのだそうです。
あれ、私もそうなのかな⁇
とにかく大好きな動物たちと一緒に過ごせてお気に入りの商品に囲まれストレスがないのだとか。
もちろん生き物ですからご飯を食べさせたりお散歩や予防接種その他費用はかかりますが、好きなことだから苦にならないのだそうです。
飼いたいという人とマッチングさせたり、訓練所へ通わせたり、賛同するお仲間と一緒に活動したり、日頃知ることのできないお話を聞かせていただきました。
閉店したお蕎麦屋さんの代わりになりうる名店もいくつか教わり、不思議な秋の1日が暮れていきました。