去年から悩まされているみぞおちのつかえ。
さまざま検査をしてもどこもなんともなく、ストレスが原因という答えになっていないような診断。
これを機能性ディスペプシアというらしく、近ごろこの症状の人が多いそうです。
美味しそうなものを食べたいなぁという気持ちはあるのに、みぞおちが痛み無理に食べると具合が悪くなる。みるみる痩せてガリガリになる。
食べられさえすればなぁ、気力も体力も回復するのになぁ。
自分でもはっきりわかるほどやつれて、見るからにどこか悪い人という風貌です。
これは一度よくなっても、過度な負荷がかかると再発するようです。
今年の初めにお薬をやめて様子を見ていましたが、夏まえからまたおかしくなってきました。
養生でどうなるものでもなく再びお薬の力を借りることにしました。
再開してすぐに母の容態が急変しました。
その後、去年から私を担当してくれていて遠距離介護や父の急死などの経緯をおはなししていたドクターが転勤になりました。
電子カルテに詳細に症状を入力してくれていて「私の同期が後任ですからね」ということでしたが、相性が合うかどうかは別問題です。
鍼灸治療も並行しています。
東洋医学では肝脾不和(かんぴふわ)または心脾両虚(しんぴりょうきょ)というお見立てで、気(エネルギー)の司令塔である肝が脾(消化吸収)を抑制して働きが悪くなっている、心(精神)も脾も弱っているという解釈でした。
いずれにせよメンタルがやられて食べられなくなっているので、東西医療の両面からアプローチを試みているところです。
機能性ディスペプシアに悩んでいる人が意外に多いことを知り、私がどんな経過を辿って回復していくかときどき綴っていきます。