のぞみのデュアルライフ(遠距離介護とゴミ屋敷問題)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ

私が「バラ園ですけど」で出前注文できるわけ

50年以上前に祖父が京成バラ園で苗木を大量に購入し丹精込めて育てていました。

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実家は地方の田舎で広大な土地があり、盛岡高等農林学校(現岩手大学農学部)を卒業し我が家に婿養子に入った祖父は定年退職後の自由時間をほぼ庭仕事につぎ込みました。

 

まさに没頭。

 

これは禅でいうところの作務で、最近私もようやくこの感覚がわかりかけてきました。

 

今でも地元で出前をお願いするときは「バラ園の〇〇です」と名乗ると先方もすぐわかってくれるという不思議な屋号?です(笑)

 

しかしながら100坪ほどのバラ園は、樹木の寿命や庭の配置換えでもう姿はありません。

 

それでも昔から我が家を知る人は未だに「バラ園さん」と私のことを呼びます。

 

これは私が大家さんをつとめるピアノ教室の生徒さん募集の際も役立っていて、今の保護者さん世代はバラが咲き誇っていた時代を知っているので紹介もされやすいのでした。

 

 

祖父がなぜわざわざ遠くの京成バラ園から苗木を取り寄せたのか理由はわかりませんが、当時は今のようなホームセンターなどでは手に入らなかったのと、娘(私の父の姉)の嫁ぎ先が船橋でなにかツテがあったのかもしれません。

 

そんな不思議なご縁の京成バラ園に秋バラを見に行くと、今年は台風の塩害で今ひとつでした。

 

しかしガイドツアーでスタッフさんの説明がありいろいろ勉強になりました。

 

今は丹精込めて大輪の花を咲かせるという価値観ではなく、お手入れが楽で剪定もさほど必要ない品種に改良されてきているようです。

 

祖父はアブラムシ対策のため噴霧器を背負ってマメに消毒し剪定していました。

 

手のかかるバラがいっせいに咲き乱れる時期、一眼レフカメラを持って我が家に撮影にくる人や公園と間違えて入ってくる人までいました。

 

朝に摘んで学校へ持っていき飾ってもらったりもしました。

 

通知表に担任の先生から「いつもお花を有難うございます」と書かれていました。

 

そうかと思えば「これだけ咲いてるのだからちょうだいよ」と育てる手間暇コストを考えられない卑しい人もいます。

 

そこに咲くから美しいのですよ(笑)

 

近ごろの棘の少ないバラを眺めながら幼少期を思い出しました。