40歳過ぎると眼の老化も気になってきますよね。
自分にはまだ関係ないわ、という人もいずれ近くのものが見えにくくなる日がやってきます。
幼少から近視で強度の乱視に老眼の入った眼鏡歴37年の私から、お役に立てるアドバイスを何点かさせていただきます。
小さな書類が見えづらくなったとき、どのタイミングで眼鏡を作るのか。
それは「今」です。
早めに使い方に慣れておくほうがいいです。
もともと近視の眼鏡を使っていた人は抵抗がないでしょうけれど、若さに固執し老いを認められない人はギリギリまで対応しようとしません。
「私、まだ老眼とかきてないし〜」などとうそぶいていますが見えていないことはお見通しです。
世界がクリアに見えるとシワやシミなど気づかなかったものに意識がいきますが、それが現実ですから受け入れましょう。
重要書類の見間違いもなくなりますし、新聞や雑誌、タブレットなど見ることが億劫でなくなります。
必要なときだけ使えばいいんです。
運転する人は手元の計器と遠くの標識とどちらも見たいですから、レンズのどの部分を使うのか、どちらの焦点を重要視するのか販売員さんとよく相談しましょう。
楽器の演奏をする人も譜面と手元と指揮者との距離感などよく相談してみてください。
どんなレンズを使うかによって、お洒落な小さめのフレームが適合しないケースもあります。
好きなデザインとフィット感と似合うかどうかも一致しない場合もあります。
いろいろ試してみて第三者の意見も聞いて老眼鏡デビューしましょう。
お店には判断力・体力のある日に行ってください。
かけたり、相談したり、視力検査したりで2時間ぐらいかかりますし安い買い物ではないですからゆとりを持って出掛けましょう。