のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

漢方的認知症の原因を探る

そもそもどうして認知症を発症するのか、国際中医師や漢方薬剤師さんなどに質問したことがあります。

 

もちろん個々の生活要因や持って生まれた体質もあるので人それぞれとしかいいようがないでしょう。

 

(西洋医学的には記憶を司る海馬の縮小やアミロイドβやタウたんぱくがどうのこうのというところまでわかっています)

 

(睡眠負債や喫煙、過度なストレスなどぼんやりとした原因があげられ今のところ完治はできません)

 

東洋医学的には「血虚」が原因といわれました。

 

気血水の血(栄養)が足りない。

 

じゃなぜ血虚になるの?

 

気(エネルギー)が不足して食べたものから栄養(後天の精)を作りだせない、もともと後天の精を作る脾が弱い。

 

ざっくりいうとこういうことらしいです。

 

気虚(元気不足)の人はほぼ血虚です。私もそうです。

 

つまり脾が弱いことが多く健脾を意識するのが鍵のようですね。

 

健脾ってなにをすればいいの?

 

消化吸収に負担のかかる食生活をなるべくしない。

 

暴飲暴食を避け・禁煙・充分な睡眠。

 

な〜んだ、どれもふつうのことばかりじゃん。

 

でも誘惑だらけの現代社会で飲み会やお付き合い、ハードワーク、体調がイマイチだけどやらねばならない用事などけっこうあるんですよね。

 

街を歩けばカフェで人工甘味料たっぷりのスゥィーツやドリンクに誘われ、マスコミが流行らせたような刺激の強い料理を出すお店が軒を連ねています。

 

これらを避けて通るのは難しいのではないでしょうか。

 

せめて自分で調整できるのは、冷たい飲食物を避けてあっさりした和食を選びゆっくり休養することぐらいかもしれません。

 

そんなことで認知症予防になるなら少しだけ意識してみたいですね。

 

なぜなら母は脾が弱いうえ食が細く、いつも睡眠不足のストレス過多でイライラしていましたから。

 

あれ、やっぱり似てるかも?(笑)