通いのヘルパーさんから教わり母の車椅子のレバーにラップの芯を付けていました。
車椅子のレバーは少し低い位置にあり、ブレーキをかけるたびに身体をかがめて操作しますが毎回だと負担です。
この小さな負担を長く続けていると介護者の身体もおかしくなっていきます。
小さな工夫で救われることが多いんですね。
介護は感情労働ともいわれますが頭脳労働でもあります。
ひとりひとり皆んな違うことを把握して、毎回小さな手間を面倒がらずにお世話しなければなりません。
介護者の体調ももちろん大事ですから楽することがいけないとかじゃなく機嫌よく介護できる工夫が求められます。
なんだか介護士さんの仕事を低くみたりする傾向もあるようですがいずれ我々もお世話になる日がきます。
その前に家族の誰かを介護する日がくるかもしれません。
世の中のケアラーは皆んなない知恵を出し工夫し、人に頼りながらなんとか日常生活を送っています。
以前も似た内容のことをblogに書いたら相互フォローしてくれてる方がラップの芯の代わりに塩ビパイプもいいよと教えてくれました。
なんとその方は塩ビパイプにイラストを書いたりシールを貼ってデコっていたそうです。
どうせ介護するなら楽しくやれる方法を探す。
大事なことですよね。