以前、介護の辛さをきいてほしさにケアラーズカフェに通っていました。
しかしそこは60超えたいい大人の愚痴の掃き溜めでがっかりしました。
そもそも期待したのが間違いだったのですが。
連れ合いが認知症になった男性がしきりと行政への不満を訴えていました。
???
えーっと、個人的な悩みや困りごとも行政が対応しないといけないの⁇
なにか履き違えている様子でした。
定年退職してのんびり暮らそうと目論んでいたのが外れた、どうしてくれるんだ‼︎とでもいいたげでした。
大勢の前で認知症の連れ合いをなじり、自らの立ち位置をはっきりさせておきたがる態度に嫌気がさしてしまいそこへ行かなくなりました。
あ、なんだか父に似てるかも。
そしてこの手の相手に恥をかかせるような男性上司って多いよな。
結局サラリーマン時代の意識のまま介護生活になったんだな。
困っているなら助けてほしいと早めに言えるようになると楽ですよね。
そもそも弱みを見せられるような人間関係が築けていなかったわけでしょう?
これまで思ったとおりに生きてこれたかもしれませんが相手あってのことですからね、そうはいかないでしょう。
うちの父もそうでしたが、母が機械のようにいつまでも壊れず動き続けてくれるとでも思っていたようですが機械も壊れますしね。
人間ならなおさらです。
自分の都合に合わなくなったから元のようになってほしいとか、それは己のエゴでしょう。
元には戻らないんですよ。
嫌でも受け入れるか切り捨てるしかないのですから。