新聞や雑誌の投書欄をみて、起きてることは知らなかった感情を体感するためにあるのかと思うことがあります。
先日は60代半ばすぎの夫が50年ぶりの同窓会に参加して以来、それまで操作方法も怪しかったスマホを手放さなくなったという記事を目にしました。
再会した女性といい雰囲気になり、日になんども連絡し合う関係になったということでした。
内緒で逢瀬を重ねていたわけじゃないのだし責めるほどでもないのでは?と思いましたが、「うちの人に限って」という奥様には青天の霹靂だったのでしょうね。
それにしてもわかりやすいご主人(笑)
問い詰めると虚構の世界だったと言い訳したそうです。
相手の心が自分に向いていないのは悲しいものですが、いつでも100%で向き合うなんてそもそも無理でしょう。他人の心を独り占めするなどできません。
どれだけダイエットしても痩せられなかった奥様はたった数日で5キロも痩せてしまったのだとか。
ご主人にとっては新鮮なできごとにしばし舞い上がる時間があっただけでよしとしよう、と物事の両面を捉えられる賢い女性だと思うと同時に、我が事となってはじめて理解できる感情がまだまだあるのだと思いました。