頭だけで疲れを判断しないほうがいいようです。
若い頃ならそれでもいいでしょう。
しかし加齢で体力気力が下り坂のタイミングに親の介護が重なると自分の限界がわからないものなのです。
もっと大変な人もいるのに。
このぐらいで弱音を吐くなんてできない。
まだ限界じゃない。
頑張ってないと思われたくない。
どれも私自身が感じていたことです。
でもね、もうそろそろ疲れを認めましょう。
自分を労われるのは自分だけですから。
介護は身体介助だけでなく、面倒な書類や手続き、ケアマネさんや役所とのやり取りも含みます、というよりそれらによって消耗します。
慣れた専門職の人なら毎日のことですが、ケアラー(介護者)にとってはどれもこれも初めてだらけです。
どちらかというと気力が先に尽きてしまうかもしれません。
ちょっとした気晴らし、カフェでぼんやりお茶するとか街をぶらつくとか本当に些細なことで救われるんです。
整体やマッサージもいいと思いますよ。
本当に動けなくなる前に先に休みましょう。
私は胸がつかえて食べ物が喉を通らなくなっても理由がわかりませんでした、というよりただの疲れだと思いたくて放置していました。
身体はもう限界だから助けて、休んで、と私に訴えていましたがつい無視していました。
気づけなかった私に友人から指摘が入り検査すると酷い貧血とメンタルからくる消化器官の異常がわかりました。
一度よくなりましたがすぐ再発し今に至ります。
もうね、思い切って行方不明になってもいいかもしれませんね。