穏やかな立ち居振る舞いができているときはおそらく心も落ち着いているでしょう。
苛立ったり怒り心頭だったりするときに乱暴にドアを閉めたりモノに当たったりする経験は誰しもあるはずです。
立ち居振る舞いはそのときの心のあり方を反映しています。
私は幼少期、雑な立ち居振る舞いでよく母に注意されていました。
なぜそんなことで指摘されるの?みんなもやってるのにと不満に思いつつ言う通りにしていました。
反論のしようがなかったからです。
今となっては感謝ですけどね。
家でも公共の場でも不機嫌をそのまま態度や言動に出す人を幼稚に感じますし、苛立ちの処理方法がわからず大きな音で恫喝しても相手は思い通りになりません。
じゃ自分はどうかと問われれば、心の中がざわざわしていてもできうる限り目の前のモノはやさしく扱います。
大きな音でコップを置いたり乱暴にドアを閉めたりカバンを投げ捨てても余計にささくれだってしまいますから。
またそんな私を察して気遣いされるのがなんとも痛々しいですし。
不機嫌な態度で相手を思い通りにしようなどいつまでもできることじゃありません。
面倒な人だな〜と周囲から誰もいなくなりますよね。