遠距離介護は実家に到着するまでにかなりの「気」を消耗してしまいます。
出掛ける前の段取り(新幹線のチケットは繁忙期だと割り増しのうえに臨時便が出ても混雑している、ダイヤ改正を忘れていたなど)
現地との気候が違うため様々な想定をして服装を選ぶ(着替えが何枚いるかな)
挨拶用の菓子折りに関しては数日前から宅配で届くよう宛先と数を揃えて発注しておく。
常備薬は多めに持参する。
そしてなによりも自分の心身コンディション。
旅行じゃないですからね、新幹線で楽しくお出掛けというわけにはいきません。
滞在中に地域の行事に参加するときは前もってお世話係の方に連絡しておいたり遠くから根回ししたり。
気力の落ちているときに電話しか連絡手段のない高齢者と喋るのは疲労困憊なのです。
まぁこれまで大抵のことはどうにかしてきたので、取り敢えず無事到着したら後のことは現地で考えるようにはしています。
多くの人に話を通しておかないと聞いてないとか行き違いもあり、そのたびに不愉快になっていたのでは身が持ちません。
説明しても私の意向を汲んでくれない人と関わるのは消耗します。
どこかで自分にエネルギーをチャージしつつ機嫌よく介護にまつわる雑事を進めるように工夫していました。