宮城県の人なら普段づかいの「いずい」を翻訳すると「違和感」になります。
どんな場面で使うかというと肌着とシャツのあいだになにかが入っている感じとか、手の組み方を右上から左上に変えたときのちょっとした違和感を「いずい」で表現します。
足をくじいてぴょこぴょこ歩いている様子をいずそう、などと表現します。
ほかに「しゃます」
「非常に困った」という意味です。
快晴だったのに途中から土砂降りでずぶ濡れになってしゃますなどのような使い方をします。
しかしいい意味合いで使う場面もあるので要注意です。
例えば「日用品は足りてる?」と聞かれて充分すぎるほどある、という場合「しゃますほどある」と使います。
この微妙な使い方の違いは地元民なら説明いらずですが、よその地域から来た人には通訳が必要です。