遠距離介護は多くの人の協力で成り立っていました。
いくら利用料金を支払っていても、自分でやるべきことをこんなに手伝ってもらってという感謝の気持ちをなんとか表したいと思っていました。
毎回じゃなくても通所施設のスタッフさんやその他お世話になっている方々に負担にならない菓子折りをお渡しするようにしていました。
日持ちのする焼き菓子で個包装でかつ地元に売ってないもの。
いろいろ探しましたよ。
毎回同じでも飽きますからね。
仙台市内の百貨店に出店してないメーカーのものとか私なりに工夫していました。
いくらネットで買える時代でも数百円のものを送料払ってまで買うとかしませんからね。
ハズレのないものを選ぶため買って味見もしていました。
自分が美味しいと思わないものをお渡ししたくなかったからです。
濃厚味で若い女子スタッフさん受けし、かつコスパの高いものなど試行錯誤を重ねていました。
そんな無駄なことしてなんになる
という意見もありますが言葉の話せない母から皆さんへ、という設定なのでありったけの感謝を表すようにしていました。