100g100円など販売価格と別に表記する定量あたりの単位価格をユニットプライスというんですね。
この表記をしてくれるお店が増えてきましたが、そちらよりは販売価格に目がいきます。昔からのクセですね。
親切に表示されていても小さな数字は老眼には辛くいちいち比較するのも面倒でなんとなく安く感じたらそれでいいか、というところに落ち着きます。
販売価格しか見ないクセは同じ容量と信じ込んでいる牛乳のなかに900mlのものがあったり見落としがちです。
なぜこれが気になったかというと、先日友人のカフェで亡くなったマスター特製ケーキの再現品をご馳走になったのですが、材料の◯リービスケットが当時より7枚も少なくなってケーキの土台が頼りなくなったの、と奥様が仰っていたからです。
スナック菓子や調味料、詰め替え洗剤なども気づかぬうちに容量が減って価格を変えずに減量するステルス値上げが増えています。
消費税増税も今になってどうなるのかしら?という時期ですが、知らずに高くなっているエンゲル係数の正体はここにあるのかもしれません。