のぞみのデュアルライフ(2拠点暮らしと養生方法)

不仲な親の介護と実家のゴミ屋敷化に悩む皆さんへ 

屋久島の豪雨にまさかの友人が

50年に一度といわれた先日の屋久島豪雨。

 

実は救助された人のなかに友人がいて心配していました。

 

無事戻ってこれた今だから話せることもたくさんあるようで直接おはなしを聞いてきました。

 

出発時はさほど降っていなくて慣れたガイドさんたちに誘導され、縄文杉をみての帰りから突如降り出し道は川のようになり崖崩れで道がなくなりバスのなかで一夜を過ごしたそうです。

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レインコートを着ていてもびしょ濡れで身体がどんどん冷えてきて、防寒シートをかぶりバナナなどのわずかな食糧を分け合ってバスのなかで暖房をガンガンにして凌いだそうです。

 

まさかそうなるとは誰も予想だにしていませんから、なかにはメンタルが怪しくなる人もいたそうです。

 

このまま助からないかもしれない。

 

ベテランガイドさんからの説明では長年の経験値で救助がくるまで4日ほど待機しなければならないだろうと。

 

なんとか通れる道を徒歩で2時間半かければ登山口に着くという説明で、屋根だけの粗末な山小屋で待つより歩くほうを選んだそうです。

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バケツをひっくり返したような土砂降りのなか、滝のような場所をガイドさんに手を引いてもらいながらなんとか麓まで辿り着き、その日ツアーにきていたおよ300人ほどは全員無事だったそうです。

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宿の人も「こんなに降ったことはなかった」と驚く雨量で、まだ梅雨まえなのに友人が屋久島に到着した日から雨雲が急速に広がってきたようです。

 

新聞記者さんにインタビューされたそうですが、ガイドさんの判断ミスのようなていの質問に疑問を感じたとはなしていました。

 

乾パンを分けてくれたバスの運転手さんや、不安で仕方ない人たちを励ましてくれたガイドさんたちがとにかく素晴らしかったといっていて、報道とリアルな体験の違いを感じました。