世の中には能力のある人が大勢いて、ちょっとした作業を面倒がらずにこなすのをたびたび見てきました。
不器用なうえ面倒くさがりの私は友達や知り合いというだけでその恩恵に数限りなく預かってきました。
例えばカーテンの採寸や丈詰め(ズボンの丈詰めも同じ原理)
柿の渋抜きや梅干し作り
PCやスマホの面倒な設定
いずれも取説片手に手探りでゴールに辿り着けるかもしれませんが、もうそこまでするゆとりも気力もない私はさっさと諦めてできる人にお願いしてしまいます。
そのほうが双方気分も仕上がりもいいからです。
これは遠距離介護をしていてなにもかも自分でやれることなどない、どこかでうまく人に甘えなければ辛いままだと気づけたらでしょう。
やれるに越したことはないですよ。
なんでもやってもらおうということではなく、自分の不得手を早めに認めてスキルのある人にやってもらう、きちんとお礼をする。
その人がなにか困っていたら自分のやれる範囲でお手伝いする。なにも困っていないなら他の人を手伝う。
もうそれでいいじゃんと思ったからですね。
不得手を克服するのは自信につながるでしょうけれど、それほど時間も心理的ゆとりもない状況だと得意な人にお願いするほうが時間を有効に使えます。
コンディションを整え、機嫌良くいるためゆっくりするのも非常に大事。
ものごとの優先順位はなんでもできる人になること、じゃないですね私の場合。