いつも漢方薬を処方してもらう調剤薬局で担当薬剤師さんとあらためておはなししました。
これまではとおりいっぺんの「最近調子はどうですか?」みたいなやり取りだけでした。
こちらもない時間を削って通院しているわけで、用事は速やかに済ませて帰りたいですから「まぁまぁです」というどうとでもとれる返事しかしていませんでした。
実際調子のいい日と悪い日があってそうとしか答えられないのです。
春からは減薬を願い出て、回数を減らし銘柄を変更しさらに種類を減らしながら対応してもらっています。
私を悩ます機能性ディスペプシアという胃腸障害は原因が見当たらないのにみぞおちがつかえ、胸に砂や小石が詰まったような感覚で食事が喉を通らず激やせしてしまいます。
この症状で悩む人が案外多いことを知り患者同士で情報交換したりしています。
今はいい時代ですね。
お会いしたこともない方から励まされたり医療機関やお薬を紹介されたりするのですから。
というくだりと10年に及ぶ遠距離介護をかいつまんで説明すると、薬剤師さんと地元がいっしょなのがわかりました。
〇〇高校なんですよ、というので、あ〜あの‼︎
近くの〇〇知ってますよ、そばのレストラン有名ですよね〜。とか。
共通項はいくらでも出てきます。
急に距離が縮まりますよね。
患者コミュニティで話題の機能性ディスペプシアに特化した鍼灸院や流派があることや、それを漫画で発信している方までいるというとすぐさま手元のパソコンで検索していました。
雑談の中にはいくらでもヒントが隠れていて、無駄話と最初から切ってしまうとより良い情報に辿り着けません。
面倒でも患者側も医療提供側も歩み寄ってみるといいですね。
その人のバックグラウンドを知れば薬なしで元気になるスピードが早まるかもしれません。