去年まで樹木の剪定などしたことがなかったためこんなに早いスピードで伸びるなんて知らなかったのです。
ほおっておくと実家の庭はジャングルのようになり、伸びた枝が電線に触れたり落ち葉で側溝を詰まらせたりご近所に迷惑をかけてしまいます。
今ごろわかったのは南天、紫陽花、ドウダン、藤などはかなり短く刈り込んでも大丈夫だということ。
柊はトゲトゲの葉を集めてゴミ袋に入れる時気をつけないと手を怪我する。
柔らかい落葉樹の葉は剪定後に放置しておけばある程度朽ちていくこと。
これはむしったあとの雑草もしかり。
楓の枝をはじめてチェーンソーで伐採したらものすごい木屑が顔に降ってきて、これは作業用メガネが必要だとわかりました。
自分の家なのに知らないことばかり。
こういう地味な作業を祖父も父も黙々と続けていたんですね。
私は幼少から「お庭きれいね〜」といわれることになんの価値も感じていませんでした。
経験者ならわかる手間暇、労力。
まったくの無知でした。
まぁ興味がないのだから仕方ないですよね。
さいわい、地元で手伝ってくれる友人や親戚のお陰でなんとかなっていますがいつまでやれるかはわかりません。
お盆すぎにヤマボウシとビワの大木は伐採する手続きをしました。
ヤマボウシは電線に触れそうなうえ台風で煽られて倒木したら大変です。
ビワは春先に駆除したハクビシンの大好物ですからね、ないに越したことはありません。
私の好きなナツツバキ、太郎冠者、百日紅、ハナミズキ以外はそれほど思い入れがありません。
金木犀の大木は欲しい方にお譲りし、そこのシンボルツリーとして新しい人生を歩みはじめました。
少しずつですが早めの身じまいをはじめたところです。